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恋人(夫/妻)、友人と精神的に近すぎませんか?〜心理学で言う癒着の話その2〜
以前「親、子どもと精神的に近すぎませんか?」という癒着をテーマにした記事を書きました。
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パートナーや友人編もすぐ書くつもりだったのに、意外と難しくて遅くなっちゃいました。もし「待ってたのに!」という人がいらっしゃったら、すみません。待たせたな!(推しの名台詞)
癒着についての詳しい解説は前回の癒着記事をご参照いただきたいのですが、ここでも一応ざっくり説明しておきますと、
“別々の人間であるあの人と自分を一緒にくっつけて考えすぎて苦しむこと”
です。上記は意識的にやっていても、無意識でやっていても同じことです。
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って言われてもちょっとわかんねえなあ、という人のために、恋人(夫/妻)や友人に対して起こる癒着とはどういうものを言うのか、具体例を以下に挙げてみますね。
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◎恋人(夫/妻)がしたこと、またはしてくれなかったことに対して「もう自分を愛していないからあんな風にするのだ」と決めつけ、不安が爆発する。
◎恋人(夫/妻)や友人のささいな発言や態度に対し、「本当はこう思っているからああ言ったのだ」と、まるで読心術ができるかのようにいつも過剰に裏を読んでしまう。
◎恋人(夫/妻)や友人が自分の思った通りの行動や反応をしないと、めちゃくちゃ感情が揺れる(腹が立つ/不安になる等)。
◎恋人(夫/妻)が「こういうのは苦手・嫌い」と言ったら、自分はそれが好きであっても避けなければいけない気がしてしまう。
気づけば、恋人の価値観に自分の選択や行動が左右されている。
◎恋人(夫/妻)は一人で〇〇できない人なのだから、自分がすべて段取りを組んであげなくては、と思ってしまう。
◎友人が「嫌い」と言った人間は自分も嫌いになってしまったり、友人が腹を立てたことには自分も同じレベルで腹を立てたりしてしまう。
◎自分が「嫌い」と思った人間のことは、周りの人たち(特に自分が好きな人たち)にも同じく嫌いになってほしい。
◎友人が悩みごとを話してきたら、たとえ深夜であろうと徹夜になろうと相手の話を聞いてあげなくては、という気分になってしまい、いつもしんどい。
◎自分が起こした行動のせいで友人に不利益が起こるのではと思うと、動き出せない。そこにいるのが嫌になっても体調が悪くなっても、友人のためにその場にいようとする。
こんな所でしょうか。
あなたに当てはまるものはありましたか?
自分の価値観と相手の価値観を全く同じもののように考えたり、同じにしないといけない気分になったり、自分が責任を取らなくてもいい相手の問題(課題)まで抱え込もうとしてしまう、などの心理を「癒着」と呼ぶんですね。
◆恋人(夫/妻)との癒着
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