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すぐ別れてばかりの私が8年付き合えるようになった、恋人と長く続くための工夫・後編

気づいたら1月最終日でビックリしました。
情緒不安定がんばりすぎ女子向けマガジン、最低でも月4回は配信すると公言していますから、ギリギリで4回目をお届けします。

さて今回の記事は、情緒不安定女子の心に突き刺さりまくった(らしい)「すぐ別れてばかりの私が8年付き合えるようになった、恋人と長く続くための工夫」後編です。

このテーマは、過去の私のように

・男性と付き合っても長く保たない(数ヶ月、半年、1年以内)
・別れたくないのに別れたくなってしまう
・相手も私に段々うんざりしてくるのがわかる
・付き合う男性がだいたいダメンズ
・というかダメにしているのはもしかして私では?
・彼と怒鳴り合いの喧嘩をよくする
・または自分が一方的に文句をぶちまける
・そもそも付き合う所までいかず、体の関係で止まってしまう……

といった経験を持つ、情緒不安定女子(別に男子でもいいけど)のためにお届けしております。

上記のような特徴を持っていたのに、今やパートナーと8年目ですよ。
信じられん。すごい。しかもちゃんとデートして「ではお付き合いしましょう」って言ってくれたんですよ。

詳細をお伝えしたいのはやまやまですが、その辺の経緯は私のエッセイ漫画1巻でお確かめいただけますか?(笑)

※電子版→おじさんとねんちゃん。1巻

「恋愛で付き合ってもすぐ別れてしまう人」についてはネットラジオでも語っておりますので、こちらもよろしければどうぞ。
 ↓

これらを聴いた(読んだ)後に今回の記事を読むと、よりスムーズに内容が入ってくるのではないかと思われます!!

* * *

さて「すぐ別れてばかりの私が8年付き合えるようになった、恋人と長く続くための工夫・前編」では、先述した特徴がバリバリ残っていた、パートナーと付き合う前〜初期の頃に気をつけた10個のことをまとめました。

今回の後編では、パートナーと付き合ってから何年か経った&同棲開始後にやってみた工夫10個をご紹介します。
ひとつでも参考になるものがあれば幸いです!

◆恋人(パートナー)と長く続くための工夫・後編10個

1.外の社会に向けて善い子ぶるのをやめ、パートナーへ優しい言葉を使う

会社や他人、いわゆる“外の人”には優しく言えるのに、自分の身内やパートナーになると急にキツイ言い方で注意する人がいます。
ていうか私もそうでした。平たく言うと、ただの内弁慶ってやつですね。

あなたも、これと似たような経験はないでしょうか?

我が家は夕食後の皿洗いをパートナーが全部やってくれるのですが……ときどき皿に汚れが残っていたり、フライ返しの溝に食べ物カスが残ったりしていたのです。

ほかにも、彼が普段やらない家事を頼んだりすると、私みたいにできていなくてイライラしていました。が、そこで注意すると関係性が悪くなったり、「じゃあもう二度とやらない」と彼が拗ねてしまったりするのです。

そうなると自分の負担がどんどん増え、イライラが増し、2人の関係性はさらに悪くなる一方です。これではいけません。

そこで私は、自分の心に向き合いました。そして、そもそも自分の注意が厳しくなる原因は「もともと不機嫌だから」ということに気づいたのです。

最初は、
“彼が失敗するから(思い通りにやってくれないから)→不機嫌になる”
と思い込んでいました。
しかし実は、
“もともと不機嫌→彼が失敗する→厳しく言ってストレス発散していた”
だけだったのです。

私も含め、同じ傾向を持つあなたはおそらく「外で善い子を演じているストレスを、中の人にぶつけて発散している」のだと思われます。
でも、一番大切にしたいのは外側にいる会社の人や他人よりも、これから先も一緒にいたい内側のパートナーではありませんか?

そこで私はまず、前編で紹介した
7.自分ができることを相手に求めない(期待しすぎない)
10.自分の心の穴は、自分で埋める
この2点を意識しました。

さらに前編ではパートナーに対して
4.嫌なことはちゃんと嫌だと伝える(自分の気持ちを伝える)
を実践していましたが、この頃には内側のパートナーに本当の気持ちを伝えることでだんだん「慣れ」が出てきましたので、次は勇気を出して外側の人たちにも本当の気持ちを伝えるよう努力しました。

といっても外側の人たちにブチ切れるわけではありません。
仕事で無理なことを頼まれたら冷静に断るとか、それで嫌味を言ってくるような人とは関係を疎遠にするとか、“自分を不機嫌にするもの”から距離を置くようにしたのです。

そうすると今まで溜め込んでいたストレスが段階的に減っていきますので、私の不機嫌をパートナーで発散する必要がなくなります。

自分の不機嫌が減ったところで、さらに
「こういう所に気を付けてくれるとめっちゃ助かるんだけどな」
「こうしてくれたら嬉しいんだけど、次からお願いできる?」

と、パートナーに対して優しい言葉を使うように心がけました。

そうしたら、なぜか彼が俄然がぜん張り切るようになったのです。

後から、実は彼が人を助けたり役に立ったりすることが物凄く好きなタイプの人だったということがわかりました。

彼ほど役に立ちたい度が異常数値じゃなくても、大抵の人(特に男性)は人の役に立てると嬉しい気持ちになる人が多いです。

また、不機嫌で厳しく言ってくる人よりも、ごきげんでやわらかくお願いしてくれる人のほうが「うん、いいよ、やるよ!」という気分になりますよね。

至極あたりまえのことなんですけど、私たち人間は自分の感情に振り回されっぱなしだと、そんな当たり前も分からなくなってしまうのです。

2.素直に頼る&頼りにしていることをちゃんと伝える

上の項目に関連しますが、人の役に立てたことを嬉しいと感じる人は多いので、困っているときは素直にパートナーを頼ったほうがいいです。

私のカウンセリングにも「人を頼るのが苦手」「お願いしたら迷惑じゃないかと思ってしまう」という人が多く、大変多くいらっしゃいます(大事なことなので2回言いました)。

私ももちろん同じことを思っていましたが、今ではそれは違うと断言できます。人は誰かを助けると勝手にいい気持ちになるものだからです。

そうでない人もいますが、詳しくは下記記事を読んでいただければ。
 ↓

「人を頼れない」という人は、大抵過去に“誰かを頼って痛い目を見た経験”がありますが、人に頼られて不機嫌になったり嫌味を言ったりする人は、まずそもそもその人が病んでいます(あるいは異常に疲れています)。

また、世の中には「生理的に嫌い」というような、最初から相性が全く合わない人もいます。そういう人に「仕事だから」などの理由で仕方なく、頼みたくもないのに無理やり頼んだりしませんでしたか?

それは頼ったから起きたトラブルじゃなくて、頼る人の選択を間違えたから起きているトラブルなんですよね。そこを混同してはいけません。

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