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人を頼るのは迷惑?「助けてもらう」のは「幸せをあげる」こと

オリジナル記事掲載日:2019年6月28日

「人を頼れない」
「助けを呼べない」
という悩みをお持ちの方、
めちゃくちゃ多いと思います。

人に助けを求める=迷惑になる
という図式で考えている方が
多いからだと思うんですね。

「人に助けてもらう」って、
「幸せをあげている」ってことですよ。
なのでバンバン、
助けてもらってください。

* * *

などと言っているわたしも、
以前は「人を頼れない」
「助けを呼べない」人でした。

人の迷惑になるのが嫌だったんです。
というか、本音は

「人を頼って、
人の迷惑になって、
その人に嫌われるのが嫌だ」


でした。
嫌われたくなかったので、
人を頼れなかったんです。

だから誰かに助けてもらった時も、
「ありがとう」じゃなくて
「ごめんなさい」
「すみません」
が口癖でした。


* * *

先日、カウンセリング
モニターを受けてくださっている
とある相談者さんと
こんな話をしたんです。

巴「側溝に子猫が落ちてて、
抜けられなくてもがいてると
するじゃないですか。
その猫を助けた時、
猫が『アリガトウ』も言わずに
ぴゅーって逃げても、
別にイヤな気しないですよね?」

相「しないですね〜。
助かってよかった、
いいことしたな〜って思います」

そうなんです。
人って、別に
「アリガトウ」って
言われなくても、
ただ助けるだけで
勝手にいい気分に
なれてしまうんです!!


ここでひねくれている人は
「いや、別に自分、
ネコ好きじゃないし」
と思うかもしれません。笑

ネコが嫌いな人でも、
自分の好きな対象(人でも何でも)
が困っているのを助けた時って、
大体「助けてよかった〜」
といい気持ちになる
はずなんですよ。

ということはですね、
自分を
「助けてもらっている」時、
助けている人は
「いい気持ちになっている」
ということです。

あなたが誰かに
「助けてもらっている」
ことって、同時に
「幸せをあげている」
ということなんです。

でも、助けられたあなたが
死ぬほど申し訳なさそうにしたり、
「人に助けてもらうなんて、
自分は何てダメなんだ!!」と
すごく自分を責めていたりすると、
その幸せは
しゅーーーーんとしぼみます。

「助けるの、迷惑だったかな…」
「助けないほうがよかったかな…」

ってなります。

せっかくいい気持ちになったのに、
なんてもったいないんでしょう。

と、言うわたしが過去に
やってました、これ。

* * *

最近のわたしは、
少しずつ勇気を出して
「人に助けを求める」
ようになってきました。

さらに
昔のわたしはアホだったので、
「助けてくれなさそうな人」
「助けるのを嫌がりそうな人」
をわざわざ(無意識に)選んで
頼ってたんですけど、

最近は
「喜んで助けてくれる人」
「頼られると嬉しそうな人」

にしか助けを求めません。

そしてその人たちを頼った後は、
お礼を言うとともに
「わたしまた、
人を幸せにさせちゃったわ〜」
と思います。笑
いい性格でしょ?

そういうのがイヤな人は
さっさと離れていきますので、
別にいいのです。

助けられたわたしは
助けられて幸せだし、
助けてくれた相手は
助けて幸せ。

めっちゃいいじゃないですか。

幸せが循環できる人たちと
わたしは一緒にいたいのです。

ということで、
すぐには無理かもしれませんが
「人に助けてもらう」
ということは
「人に幸せをあげている」
ということだと思って、
少しずつ、人を頼ってみてくださいね。

少なくともわたしは、頼られればうれしいです。

ごきげんよう、さようなら。

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