陰口や愚痴が嫌い、でもイライラしたくない……どうすればいい？

自分について陰口を言われるのは誰でも嫌ですよね。
けど、たとえ自分のことじゃなくても、誰かが誰かの陰口を言っているのを聞くだけで不愉快になる人もいるんじゃないでしょうか？

あるいは、身近な人が毎回毎回おんなじような愚痴を言ってきて、だんだんイライラしてくることはありませんか？

怒りだけではなく、「またその話か……」と落ち込んだ気分になったり、ズーンとした重苦しい疲労感がやってくる人もいるでしょうね。

職場で陰口が横行しているならその職場を辞める、いつも愚痴を言ってくる人との関係を断つ、などの強行手段もあります。
しかしなかなかそう簡単にいかないのが世の常人の常。

ということで今回は、陰口や愚痴を聞いているとイライラしたり感情が揺れたりしてしまう人のために、それを軽減する方法を解説します。

それは一言で言うと、「自分自身を受け入れ、変化させること」です。

◆陰口や愚痴が嫌いな人の良いところ・才能

陰口や愚痴が嫌いなあなたは、自分ほど心を乱していない人たちを見て、こう思うかもしれません。

「こんなにイライラしている私は、心が狭いんじゃないだろうか……」
「本当は陰口や愚痴が好きじゃなくても、和を乱さないために何も言わない人もいる。自分は協調性がないのだろうか……」
「自分が劣っているせいで、こんな風に感情が揺れるのでは……」

何を隠そう私も陰口や愚痴が嫌いで、上記と全く同じことを思っていましたが、そんなことはありません。何か問題が起きると、「自分が劣っているのでは・至らないのでは」と考えがちな人ってけっこう多いんですよね。

しかし私は、何か問題が起きている時は、“才能が暴走している時”だと考えています。

陰口や愚痴が嫌いな人には、こんな良いところや才能があります。

◎正々堂々としている。
◎正義感が強い。
◎向上心が高い。
◎状況の変化に強く、臨機応変にできる。
◎偏った意見にならないよう努力している。
◎困ったことを話しやすい雰囲気を持っている。
◎相手の悩みに対して、とても親身になって考えられる。
◎人から相談される才能がある。
◎問題をそのままにせず、解決策を考え出す才能がある。

他にもありますけど、さっくり考えただけでこんなに沢山あります。

ただし私は先ほど、何か問題が起きている時は、“才能が暴走している時”だ……とお伝えしました。

つまり折角良いところや才能があるにも関わらず、パワーの調整ができていないので魅力として活かしきれていなかったり、出しすぎて自分自身や周囲の人を傷つけたりしているわけです。

たとえば正義感が強い人。自分の身の回りの人はもちろん、さらに多くの人を助けようとする姿勢は素晴らしいですよね。
しかし正義感が強すぎると、自分の正義に従わない人間を攻撃したり、そのせいで孤立したりするでしょう？

あなたも物語の世界で、元々は正義の戦士だったのに、正義感が強すぎて闇堕ちしたキャラクターとか見たことありませんか？

正義感の話は、前にこちらの記事でも書きましたね。

才能が暴走している時、というのはそういうことです。

でも折角良いところや才能があるのですから、それを活かしていきたいと思いませんか？　大きく活用できなくてもいいから、せめて自分のパワーに振り回されるのだけでもやめたい、という人もいるのでは？

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