漫画『AQUA』『ＡＲＩＡ』天野こずえ　著

#マンガ感想文

『恥ずかしいセリフ禁止！』

　思わずそんなツッコミを入れたくなる。

少し昔の本ですが今回紹介するのは読むだけで癒さです心はリゾート気分のまったりライフ！

AQUA 天野こずえ　著　ブレードコミックス

ＡＲＩＡ 天野こずえ　著　ブレードコミックス

ARIAせれくしょん
はっじまるよー https://t.co/7lETBJXQH6

— 天野こずえ (@aquaria2go) October 8, 2020

※↑の映像はアニメ版の物です。

　物語の舞台は、遠い遠い未来。かつては火星と呼ばれた水の惑星『AQUA』そこに造られた、21世紀のヴェネツィアをベースに造られた水の街・ネオベネツィア。

　昔ながらの不便だが美しい景観。それを再現した街は、不便だけど、不思議と落ち着く・・・そんな街。

　そんな惑星にやってきた少女、水無灯里。彼女はこの街に『水先案内人(ウンディーネ)』になる為にやってきたのだった。

　ウンディーネとは、ゴンドラに乗って観光客をガイドする女性の事。力仕事の多いゴンドラに乗る仕事は、主に男社会。ゴンドラに乗りたい灯里は、女性が唯一ゴンドラに乗って仕事ができるウンディーネだった。

　しかし、ネオベネツィアの象徴であるウンディーネになるのはとても大変。灯里は一人前のウンディーネになるのを目指して、ＡＲＩＡカンパニーに入社するのでした。

　今作は一言で言うと『見る癒やしリゾート』漫画。

　作品の大部分を占める水の街の景観は、見るだけで心が清らかに！

　蒼い空　美しい水路　旧き良き建造物ー　ああ、癒される！

　何より、灯里の会社の社長である火星猫のアリア社長！

　にゅっ、にっゅ、と鳴く愛らしい(？)お顔、モ何よりモフりたくて仕方ないアリア社長のモチモチぽんぽん(お腹)！！

　止めに、天然ぽやぽや感動娘の灯里ちゃんの、恥ずかしい発言のオンパレード！(ポエミーな意味で)

　コロナ渦で、中々旅行が出来ないこのご時世にこそピッタリのこの作品！

　心が荒んだ皆々様はぜひぜひこの作品を読んで、せめて心をリゾートに連れて行ってあげて！　

　皆様の心に癒やしを！　『AQUA』は全2巻。その続編である『ＡＲＩＡ』は全12巻と、なっています！　ぜひ読んで癒やされて下さいね。