プロフィール【ベンゾ減薬マガジン用】

「【体験談】睡眠薬・抗不安薬の離脱症状を知っていますか」マガジン用の自己紹介記事です。

私のこと

・2017年春 初めてメンタルクリニックにかかり、適応障害などの診断。抗不安薬を飲み始める。
・1年間休職して復職。その後、抗不安薬を急減薬してしまい離脱症状が現れて仕事ができなくなる。
・2020年春 退職して実家へ戻り、療養生活スタート。
・2020年冬から本格的な減薬スタート。
・化学科出身。30代後半です。
・品質管理・検査保証、基礎研究を主に仕事をしていました。↓ こんな感じ

画像1

ここから下は、既にアップした記事をキュッと短くまとめたものになります。

ベンゾジアゼピンを飲み始めたきっかけ

部署異動してオーバーワークに。疲労心労がたまっていきました。睡眠障害、食欲不振、吐き気、異常な肩こりなどの症状が現れ始め、漢方薬で騙し騙し生活していました。それでも対応できないほどの めまいなどが出て、救急搬送されました。

生まれてはじめてメンタルクリニックへ

病院で検査をしても、特に異常はナシ。精神的なところからきているのではないか? とのこと。2017年春、生まれて初めて精神科・心療内科(メンタルクリニック)を受診。適応障害、身体表現性障害の診断を受け、抗不安薬のレキソタン、レスタスを医師の処方通りで飲み始めます。仕事は1年休職しました。

急減薬してしまう

復職してから半年後、私の方から医師に抗不安薬を減らしたいと希望。医師は了解しました。指示通りの量でレキソタンを減薬、レスタスを断薬。このときの私は、何も知らなかったのです。抗不安薬に身体依存性があることを。2019年夏のことでした。

離脱症状に襲われ、ベンゾ減薬を決意

薬を減らして就寝。翌朝、激しい離脱症状で目が覚めました。動けなくなり1か月仕事を休みました。私は薬のせいではないか? と疑い、自分で調べて初めてベンゾジアゼピンのことを知りました。私は約2年間、何も知らずに毎日ベンゾを飲んでいたのです。身体依存が生じていました。いつかはベンゾ常用服薬から抜け出すことを決意します。

カウンセリングにより気づきを得る

奇怪な離脱症状に振り回され続ける日々。藁をもすがる気持ちで、離脱症状の緩和のために様々なことを試しましたが、どれも思っていたような結果は出ませんでした。焦って慌てふためき、もがき苦しみ、気力と体力を失っていきました。そんなある日、臨床心理士のカウンセリングにより、自分自身の考え方が状況をより悪化させていることに気づきます。そこで、慌てず騒がず日々を淡々と過ごすことにしました。

退職して変院、療養へ

離脱症状は特に食欲不振とめまいがしつこく残りました。会社から退職を促され、2020年春 実家へ戻り、療養開始。併せて変院。4か月かけてレキソタンをセルシンへ少しずつ置換。飲んでいた胃薬を減薬→断薬、食生活を改善したり、ストレスのもとをできるだけ減らし、食欲不振とめまいはだいぶ良くなりました。精神的にも落ち着きを取り戻しました。

減薬スタート

2020年冬から本格的にベンゾ減薬を始めました。主治医と相談したうえで、減薬方法を選択。減薬記録、進捗はマガジンから読めます。私の減薬ポリシーは「焦らない」です。

みんなそれぞれ異なる事情を抱えている

離脱症状の現れ方には大きな個人差があると言われています。その背景には様々な要素が絡んでいると私は思っています。遺伝子、疾患、臓器の状態、服薬歴、食事・運動・睡眠などの生活習慣、会社や家族・人間関係などの社会的環境、考え方の傾向などなど。持ち合わせているものが、人それぞれ違う。だから、減薬のペースも皆それぞれでしょう。世界に1つしかない体には、世界に1つだけの減薬のコツ、サジ加減があるんじゃないか? 私はそれを自分主体で、忍耐強く模索していきたいと思っています。

ここまで、読んでくれてありがとうございます!

▼メンタルクリニックの門をたたいたきっかけや、ストレスの原因となった思考の癖の話もまとめています。

▼ちなみに、ベンゾ減薬はサブコンテンツとなっておりまして、私のnoteは雑談がメインです。トップページへのリンクはこちら↓