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"僕だけがずっと好きなままですね"


みとさん編を継続してシリーズで書いてますが、
時系列で追っているとナオが再び登場する日記があったので、今日はまたナオとのお話を書きます。



2019.3.12

この日は大須で気の向くままの買い物Day!
大好きな大須には定期的に行く♪
お気に入りのヴィンテージ雑貨屋さんを覗いたら、お店のお姉さんと仲良くなりワーホリのお話を少し聞いた!ラッキー😉
そして細い路地にあるワインカフェに入る。
ここはワインカフェでもありジャズバーでもある。二刀流で運営していて、とてもお洒落な隠れ家的空間だ。あまり知られていないところがお気に入り。たまに来る。
久々に来たけど、やっぱり落ち着く✨
ステンドグラスのインテリアと少し暗めのオレンジの照明がとても良い雰囲気。
1人でも入りやすく、ここのバナナとりんごのフレンチトーストが絶品なのだ♡

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そのあと、お気に入りの洋服屋さんである
リリーブラウンを立ち寄り、新作をチェックし終えたところで、ふとインスタのDMに気づく。 


""ナオからだ!!""



LINEはもうブロックしていたため、
わざわざインスタでメッセージを送ってくれてたみたい。

「久々ですね。お元気ですか?
今日久しぶりの休みなのですが、もしお時間あればごはんどうですか?
迷惑やと思い、連絡するか迷いました。」

偶然にも私は今日、ナオに会社を辞めることを報告しようとしており(のちに考えを改めて
会社を続けることになったが)、私からも久々にナオにメッセージを送ろうと考えていたところだった。

この後特に予定はなかったので
会うことになった。


「ぱんな!!」と後ろから呼ばれる。
栄まで車まで迎えに来てくれたナオ。
ナオはとても冷徹なようで、自分がお世話になった人、恩を受けた人、尊敬する人に対してはとことん情深い。実は人一倍人情みのある人間であることは前から気づいていたけど、私もナオにとってその1人であることを、今、なんとなく不意に自覚した。


ナオと話すのが楽しいのは変わってない。
やっぱり私たちは相性が良い。
自然とキャッキャテンションが上がる自分がいる。

ナオと会うのはお正月に1度会った以来、
2ヶ月半ぶりだった。
2019年はもう絶対にナオとは体の関係を持たないと決めた私は、あれ以来ナオから離れた。
友達としてはすごく楽しいし仲良しだけど、
セフレや恋人としては問題あり。。
私たちが絶対にうまくいかないことは、
昨年の一連の出来事で再三証明済みだった。



そして私たちは新栄の大松屋へ向かった。

美味しいお肉を嗜みながら、
色々なプライベートの話に花を咲かせるも束の間、すぐに話題は仕事の話へ。
なおりんの仕事の愚痴を聞くというお決まりのパターン笑 相変わらずストレスたまってるんやなぁ😦
こういうとこ、ナオの好きじゃないとこ🤭

ナオ本人が仕事ができるのはよく知っているが、後輩や同期や先輩や上司、見境なくボロカスに言うところ、ほんと良くない。笑
ナオには一度も伝えたことないけど、さすがにかなり調子に乗ってると、心の中ではいつも思ってる😇笑 誰よりも商売人で頭がキレるナオだが、その性格の悪さ(将軍の末裔の血の気の多さ)を何とかしないと上に可愛がってもらえず出世が遅れるぞほんと😇 (それは本人にも伝えてるけど響く気配なしw)

ごはんはなおりんが奢ってくれると言うので
ありがたくお言葉に甘えた。
そうしてお家まで送ってもらって、
私たちはあっさりバイバイした。

いつもなら絶対うちに来てセックスの流れになるし、たぶんナオもそれを狙ってたと思うけど、私はもうそういう雰囲気に持ち込まないと
固く決めていた。おそらくナオも私の覚悟を読み取ってくれたのだろう。

しかし案の定、後からLINEがきた。

「泊めてくれないんですか?(笑)」

はいきた、これ😇
最近見た佐伯ポインティのYouTubeでの
"セフレLINE"の一例、まんまやんww
語尾に(笑)をつけるのがセフレLINEの特徴😇 
「セフレ語」なんていじられてるw
共感できる人、多数なはずw




https://youtu.be/y5_69qo12z0





「ほんと変わってないね(笑)」
と私は返す。


結局この(笑)が全てを物語ってるわけで。
結局ふざけた奴ということ。
たぶんナオのこの感じは一生治らんのやなあって、ここでようやく目が覚めた気がした。
どれだけ真剣に伝えて、話したところで、
セフレというものは結局所詮は軽い関係。
あわよくば、流せる!って思ってる時点で、
もうナオはない。
これは私が、完全に愛想がついた瞬間だった。


その後もただLINEだけが続いたが、私はもう未練がないので、変にナオの高圧的な発言や挑発的な発言、揚げ足?、ちょっかいを普通にスルーできた。これまでの私ならムキになってやり合ってしまってただろう。(それが仲を深めた)


そうしてると、
今度はだんだん向こうが素直になってきて、
なんと、

「僕はずっと好きでしたよ」
と、告白してくれた。



タイミングはいつだってすれ違う。

「タイミングが合わないってことは、
僕たちは合わないってことですね。」

ナオはいつの日か私に
そう言い放ったことがある。

でも、今回タイミングを踏み外してしまったのはナオの方。


「久々に会えて良かったよ。
ありがとう。私はもうナオのこと、
好きじゃないんだ。」


「....僕だけがずっと好きのままですね。」


その言葉を聞いて、胸に込み上げてくるものがあった。。
だけど、もう遅いのよ。。 


素直になるタイミングが遅いのか、
本当に好きになってくれるタイミングが遅いのか、、

はたまた、ナオの気持ちに本当は気づいてたのかもしれない。

だけど、彼は言葉にはしてくれなかった。

言葉にして初めて、好きを自覚できる。



いずれにしろ、

タイミングが合わないってことは、
それはもう、私たちは交わることのない
運命だったということなのだろう。



お互いに好きな(だった)ことが
事実だとしても。




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