奈良の秘湯『十津川村の上湯温泉』が最高にいい湯でした♨️
奈良県十津川村にある
上湯温泉をご存知でしょうか?
十津川村は「日本の最も美しい村連合」に
登録されている村であり、そこにある山奥の秘湯、
上湯温泉がそれはそれはいい湯♨️なんです😳
(具体的にどう"いい湯"なのかという説明は後ほど
書きます😌)
先日の勤労感謝の日を利用して
日帰りで奈良の秘境に行ってきました!
十津川村の存在はこれまた両親のススメで知っていました。彼らが勧めてくる場所はほぼ間違いないのでいつか行こうと考えていた場所でした。
ただ「とんでもなく行きにくいよ!笑」
という情報は得ていたので覚悟はしてましたが
本当にかなり断崖絶壁の獣道を走ることに笑
とにかくうねうねのカーブ道の連続。
そのような道を小1時間走りましたw
しかし、窓全開で酔いそうになりながらようやく到着した秘境の温泉は想像以上に本当に最高でした!
これは来る価値ある😳!!!!
と感じたのでおすすめしたいと思います。
特に男性の方!男湯が最高なんです!!!
(私は女性ですが父の話や一緒に行った相方の話と写真から実感しました。)
1. 秘境中の秘境!上湯温泉の行き方
三重の北部からスタートし、
上湯温泉までは有料道路で3時間36分。
今年の8月下旬、尾鷲南ICから熊野大泊ICを繋ぐ紀勢自動車道が新しく開通したおかげでかなり行きやすくなっていたのはラッキーでした!
いったん熊野の海沿いをしばらく走ってから、いきなり内陸部の山に向かうような道順をとります。
海と山を一度に堪能できる贅沢さがすごい😳🌊⛰
穏やかな太平洋を見ながらのドライブは心地よいです。かと思えば突然右折し、ここから神経を削る山道に突入します。笑
写真はまだ序盤でこの後険しい獣道になっていきます。あまりにもうねうね道が多すぎて酔いそうになり、写真を撮っている余裕はありませんでしたが😂、川と紅葉🍁、また、ダムと紅葉🍁のコラボレーションがとても美しく絶景でした!✨
そしてこれが上湯温泉までの極め付けの道です👇
とにかくカーブ道が延々と続いています笑
崖に落ちないよう神経を使いながら細い道を山を登るように走っていきます。
やっとの思いでたどり着いた場所に待っていたのは
身も心も解放できる非現実的な時間でした。
2. 見渡す限り森と川!
究極の安らぎがそこに。
駐車場に停めて歩いて向かいます。
いきなりこの看板が現れるので見逃しそうでしたw
急な階段を降りていくとそこには、、
♨️!!!
求めていた場所にようやくたどり着いた感動☺️✨
なんとここは、上流の川と露天風呂を
交互に入れるのが魅力の温泉なんです!
(※しかし男湯に限る)
女湯は洞窟のようになっている半露天風呂でした。
↑川と温泉を交互に入れるのもどうやら夏の時期だけなのかな。冬も入れるそうですが、さすがにこの時期に入ってる人はゼロでした笑
ちなみに女湯はこんな感じ↓
何が最高かって、
まず第一に、
すごくちょうど良い湯加減でありながらものすっごく身体の芯からぽっかぽかに温まるところ🧖♀️❤️🔥
山奥の寒い場所にあるのにも関わらずそのあと3時間以上末端までぽかぽかの状態がキープされました!しかし、ついいい湯加減だからと油断して長湯するとふらっふらに湯当たりするので危険です😳
第二に、
見渡す限り大自然に囲まれているところ🌲🌲🌲
目から耳から口(空気)から取り込まれる究極の安らぎ。あぁ、癒される。。
心の底からリラックスしてると感じる瞬間がそこにはありました。
温泉に浸かった後、
なぜかエネルギーをどっと消費したような疲労感に見舞われた私たちは、空腹だったことに気づき、
ごはん屋さんを目指しました。
3. 真心こもった美味しいお食事処
ふらふらになりながらたまたま見つけて
吸い込まれるように入ったとあるごはん屋さんが
色んな意味で本当に素敵なところでした☺️
店内の雰囲気や壁に貼られた子供たちからの手紙などから地元から愛されていることがよくわかる、店主夫妻の人柄がとてもあったかいお店でした✨
そして味も素晴らしく美味しくて
何もかも満たされました。
このおでんが美味しいのなんの、、。
一口食べた瞬間に2人で思わず顔を見合わてしまい
なんだこの出汁!!!お、美味しすぎる、、!!
もう絶句するほど美味しいのです。。
深いのに優しい味。すごくちょうど良い塩梅。
じわじわと身体に染み渡ります。。
はぁ、最高に幸せ、、、
ちょっと泣きそうになりました🥲
そしてこの牛テールカレーが
びっくりするほど美味しかったんです!!😳
深い!!!味が深すぎる!!!!
空腹だから美味しかったとかそんな次元ではない、
こんな美味しいカレーがあるのかレベルで感動しました!!
それに、この料理から真心も感じました。
普段私は自分だけのために料理をすることが大半ですが、やっぱり誰かに作ってもらった料理ってのは別格な気がします。料理は誰かのために作ってこそ初めて美味しくなるのかもしれないって感じました。もう、とにかく美味しかった😭
こちらは相方が頼んだ「めばり定食」
付け合わせの副菜たちまでどれも本当にいい味。
田舎のおばあちゃんを思い出す優しくて深い味!
これは自分で作っても出せないな〜って
しみじみ思いました。きっと出せないんですよ。
すごい手間がかかってるんだと思います。
少しマスターにお話を聞きましたが、
1番手前の一見スイーツみたいな食べ物は
「ゆべし(柚節)」と言うものだそうです。
柚子をくりぬいた柚子釜に、かつおを混ぜた味噌を詰め、蒸した後に数ヶ月間干したもの。珍味、お酒の肴であり、それだけだと塩味が強いのでチーズでサンドしたものだそうです。
聞くと干す工程でとても手間がかかっているそう。
料理からも伝わってくる十津川村のあったかさ。
ごちそうさまでした。
こちらはお土産でいただきました👇
手作りだそうです☺️
つばきのつぼみで作ったそうで何とも可愛らしい。
お店にもこの子達の仲間がたくさん飾られていました。
十津川村、
とても行きにくいですがとてもよかったです。
今回は行きませんでしたが、
白糸の滝や谷瀬の吊り橋といった
絶景スポットもあります。
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