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”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.205 ~座り時間と腰痛~

こんばんは。

久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。

今日のテーマは「”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.205」です。

毎週土曜日は「お客様からのご質問」にお答えするコーナーです。

【今回のご質問】

「自宅でのリモートワークが増えた関係で座っている時間が増えて、歩く時間が減りました。そのせいか腰の痛みが増したように感じます。座り時間は腰痛などに影響を与えるのでしょうか?」

リモートワークの増加で「座り時間」が増えた方は多いと思います。

それが原因で各種痛みを訴える方も増えていますね。

こうした生活様式の変化による痛みは「日常が勝つ」ということの典型的な例です。

日常の動きの変化や靴などの変化が身体に影響を与えて「痛み」までつながるという流れですね。

痛みの原因を探る際は「日常が勝つ」が一つの大きなキーワードになります。

話は変わって、座り時間の増加は各種痛みの原因のみならず、様々な疾患の原因にもなると言われています。

日本人は一日平均で、、

「8~9時間も座っている」

と言われています。

「座り時間」の長さが「死亡リスク」と相関しているという趣旨の研究結果も多く、座り時間が一日「4時間未満」の人を基準に「8~11時間の人」、「11時間以上の人」で比較すると、、

「8~11時間」 → 死亡リスク15%増

「11時間以上」 → 死亡リスク40%増

となるそうで、これはWHOが推奨している一日30分のウォーキングでは相殺できないそうです。

「”座り時間の多さ”は万病のもと」

ということですね。。

対応策としては、、

・30分おきに一度立ち上がる

・スタンディングデスクの導入

などが挙げられます。

そして「座り時間の増加」が「腰痛」に与える影響を考えると以下の項目が考えられます。

・股関節の動きが悪くなる(腸腰筋の機能低下)

・骨盤の後傾の継続による腰部の筋肉の拘縮

・偏った座り方による左右差の発生

などです。

「座り時間」が多くなった方は上記の対策を取るなど気をつけてみると良いと思います。

参考になっていれば幸いです。

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