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Pourquoi j’ai appris le français ? Et je suis venu en France ? / 何でフランス語、なぜフランスなのか。


何でフランス語なのか。

私が初めてフランスに滞在したのは9年前、2011.11~2012.4の5ヶ月間。当時大学生だった私は大学の講義で初めてフランス語を受講しました。

もともと母国語以外の言語習得に興味があった私は、高校生の時に数学が苦手でした。そこで先生の勧めのもと、英語の授業ばかりを専攻することに。初めは順調だった英語学習も、内容が難しくなるにつれて机に向かって行う「勉強」のイメージが強くなってしまい、結果、高校3年間で私の英語は伸び悩むことになってしまいました。

そんな英語の基礎はあった自分が大学生になり、出逢ったのがフランス語。英語、アジア圏以外の言語を学んでみたいと思っていた私は、その他の選択肢であるロシア語かフランス語の二択を迫られ、なんとなくフランス語を選択しました。そんな偶然から出逢ったフランス語ですが、講義を受けるごとにフランス語の世界に引き込まれて行きました。

その大きなポイントになったのが、フランス語は単語の中にアクセントがないこと!英語のアクセントが覚えられず苦戦した私にとって、一番嬉しいポイントでした。例えば疑問文を作る際、英語だと倒置法を使用して疑問文を作る必要がありますよね?(実際のネイティブ間の会話ではわかりませんが)フランス語の場合だと肯定文と同じフレーズでも、語尾を上げてしまえば疑問文の完成。

● Je peux manger. / 食べられます。(食べることが出来る)
● Je peux manger ? / 食べてもいい?

もちろん疑問文を作る際、英語と同じように倒置する方法もありますし、(Puis-je mange ?)より丁寧に話す際には、他にもたくさんのフレーズがあります。(Est-ce que je peux manger ? 等)更に嬉しいのが、自分の感情に合わせて抑揚出来るとのこと。何とラテン的な!この少し自由?な点が、英語と大きく異なりますねー。ここから私のフランス語学習が始まりました。

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 何でフランスなのか。

ただ、私の現在のフランス語はほぼ独学現地語学学校の学習成果によるものです。私の大学の講義はどちらかというと「フランス語会話」に近い感じでした。文法や規則よりも、フレーズを使って会話をしたり、フランス人講師によるフランス文化の紹介等がメインでした。

「もっと深くフランス語を学びたい!」「フランス語なら言語習得できるかも?」英語よりも私には合っていると考えた私はフランス語学習にどんどんのめり込み、NHKのテレビやラジオの講座で学習し、分からないところがあれば大学のフランス人講師に聞きに行っていました。

その後大学2年になり、授業カリキュラムが発表されると後期の半年間に必修授業がないことが判明しました。大学生の内に留学経験をしてみたい!と考えていた私は早速ネットで留学エージェントを調べ、すぐにパンフレットを取り寄せました。

するとエージェント会社から電話が来て、そこからはあれよあれよと話が進み、親とも話し合い、留学が決定することに。(※エージェントを使用した理由は後日別で発表します!)

ちなみに私がカナダのケベック(ヨーロッパ物価ではないので費用がグッと抑えられます)ではなく、フランスを選んだ理由は、単に言語の問題だけではなく、フランス人のカルチャーや生活そのものを実体験してみたいと思ったからです。単に言語習得が目的の方や、費用を少しでも抑えたい方は、ケベックを検討するのも良いですよね。(実際私も費用の面から、気持ちが揺らいだことがありました)

次回はフランス文化に興味を持った理由をお話ししようと思います。自己紹介もそのうち、ね。

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