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ジャズとの馴れ初め

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みなさんは、
今まで不安や恐怖を原因にあきらめたことは
ありますか?
もしその時、それをやっていたら
今どうなっていたと思う??


私の場合、
この問いかけで真っ先に出てきたのが
「ジャズの勉強がしたかった」でした。

進学や留学、仕事選び、人間関係など
いろいろあるけど、一番がジャズだったの。


自分でもびっくりした。

なぜなら、
たぶんそれが私にとってはじめて
「やってみたいけど自分には無理かも」
と思ってあきらめた経験なんですね。

小学校の高学年くらいだったと思う。
ジャズを聴くと無性にワクワクして、
その感覚が他の音楽とは明らかに違った。
我ながらなぜこんなに惹かれるのか、
不思議だったのを覚えています。
本能的に震えていたのでしょうね…!!

まずリズムがかっこいい。
体が勝手に動き出すようなリズム。
そしてなんと言ってもハーモニー!!
自分が知っているドミソやシレソじゃない
複雑で謎めいた、大人っぽい響き…。

もう本当に憧れた。

憧れたけど。
当時の私は、
クラシック系でピアノと作曲を習っていました。
でもその時点での音楽知識や経験では、
ジャズは耳コピしようにも歯が立たない。
そんな音楽でした。

そこで習っていた作曲の先生に
「次の曲はジャズっぽい曲をつくってみたい」と相談しました。


そして返ってきた言葉がこんなかんじ。

「ジャズというのは親がずっと聴いていて
自分も小さな頃から耳馴染んでいるとか、
そういう人が自然発生的にやり始めるもの。
理論的にも新しく覚えることが多い。
覚悟がないとムリ。
本当にやりたいのかもう一度よく考えろ」と。

もう、自分に自信のない私は
一発であきらめたよね。😆

まず私の親はジャズ嫌いでした。
CDも買ってもらえなかった。
だから人から恵んでもらった3枚
(キース・ジャレットとケニー・ドリュー、
クリスチャン・エルセッサー)を
ひたすら繰り返し聴いているだけ。
誰が有名な演奏家だとか、
歴史的に押さえておくべき名盤とか
そんなことも一切知らない。
覚悟どころじゃない。


…でも。
あの時、「それでもやりたい」と
言って大変でも挑戦していたら。
今、また違った未来、
選択肢があったかもしれない。
それが心残りだったのですね。

で、今になって
自分の根深い未練!に気づき、
また立て続けにジャズについて
考えさせられる現実からのサインもあり。

今月は腰を据えてジャズをやってみました。

そしたらね…

もう、
全然難しくないの!!!
ただひたすら楽しい😍
理論書も、続きが気になって止まらない。
ミステリーを読んでるみたいな感覚。
謎解き…!!

これは、子供の頃に無理矢理やっていたら
感じられなかったと思います。

現在の私が、クラシックの作曲理論を
ある程度学んで、いろんなジャンルの音楽を制作し、
そして何よりジャズに対する欲求不満が最高潮に達した笑
今だからこそ!
夢中になって楽しめるのだと思います。

空腹で食べるご飯が何より美味しいのと同じ!😋


子供の頃もし「覚悟を決めて」やっていた
としても、
きっとどうすればいいかわからなくて
先生におんぶに抱っこで
「やっぱり私には無理」と自分に失望し、
こんな風に「楽しい」とは感じられて
いなかったかもしれない。

だから結局、
何もかも全ては最善のタイミングなのですね。

そう思うしかないのね。


というわけで、
「枯葉」が一通り弾けるようになって
きました。


最近インスタで練習したものを出しています。
引っ込み思案を乗り越えるために!!笑

ジャズだけじゃなく、本業のクラシックのほか好きな音楽は何でも弾いていきます。
(けど、やっぱり自分の天分は楽曲分析にあるんじゃないかって思い始めたー!)
よければのぞいて見て下さい♪

https://www.instagram.com/mif_pf_?igsh=MWQwMjlpbnFhZWUxaA%3D%3D&utm_source=qr

本日はここまで。
お読みいただきありがとうございました。



毎日寒いですね。体に気をつけて!