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きょうのできごと

という映画があって、大好きだ。なんてことのない1日。それが、キラキラしている。若さのせいかもしれないし、夜から翌朝まで一緒にいるあの感じかもしれないし、クジラが出てくるところかもしれない。というか、カニを突然食べにいくところと三国志だろう。

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あんな風に過ごせたら・・・そうやって過ごしている人に、ちょっぴりどころか、どっぷりと憧れている。みんな、なんかかっこいいのだ。私はどうしても、そっち側の人間になれない ( あの事件みたいな文章になっちゃったけど ) のは、知りつつも、それっぽいことをしたくなって、本当にハマっている人を見ては"カッコイイ"と、ちょっと外れたところで1人ボーっとする。

1人ボーっとすることに関しては、誰にも負けない自信がある。似ている人は誰だろう?と思うと、「気球クラブその後」永作裕美みたいなもんだ。あんな綺麗じゃないけど。一緒にいても一緒にいないような人。いつでもそうなってしまう癖(ヘき)がある。それを、結構好きでいた。もちろん今でも好きでいる。

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今日も1人、歩いているだけでも楽しかった。炎天下でも、昨日の台風の過ぎ去った道には、本当にいろんなものが落ちていた。そしてそれを片付けるための人もいた。スタバのゆずティーが思いのほか美味しくて、でも、この街には私が求めているものがないことにも気づく。だから、いつもこの街では、どうしようかと迷う。

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つまりは、心置きなくボーッとできる場所がやっぱり好きなんだ。いつでもそこへ行こうとしている。永作裕美は、気球には乗らないで、ずっと見つめ続けている。そういうようなこと。





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