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なぜ、それを伝えるのか。わたしの思いを明確に。

↑↑この記事の続きです。


それからは他の業務を行うときもその仕事の背景を、より理解しつつ取り組むようになりました。


まず先に自分のなかで、この仕事はどのような位置づけでなぜ必要なのか?をできるだけ考えてから相手に伝えるようにすると、より要点が伝わりやすくなったように思います。

自分の思いを、的確な言葉で伝えることが苦手だと感じていたのでこのときの経験は私の人生での宝物の一つだと思っています。


でも今こうして言葉にしてみると、そんなことは仕事のすすめかたやコミュニケーションの基本中の基本だと思うのですが、当時のわたしはできていなかったんですね。恥ずかしい〜‼︎


要点を押さえて、わかりやすく伝えるということは相手に対する愛の行為そのものですね。

そしてその頃の上司から学んだこと。

当時の上司は、研修の企画等を立てるときにまず最初に『思い』を決めるのです。真っ白な紙の上に、研修のタイトルを書き、そのすぐ下にこの研修に対する思いを書くのです。

なぜこの研修があり、何を伝えていくのか。
そして、何をつかんでほしいのか。



その鬼上司のおかげで、私も様々な研修の企画を立てるときに、立案側の思いをどのように形にして伝えていくのかを、深く考える習慣がつき少しずつ実践できるようになりました。

と、いうよりそれができていないと見抜かれて、厳しくつっこまれる! 

そのとき、自分の内面との対話は必須です。

会社の理念や方針に沿って、許される範囲内で作りあげていくときに、思いを文書や口頭で伝える必要があります。


『何となくこれがいいと思った‼︎直感で〜!』というだけでは、会社の仕事としては成り立ちません。


言葉にできない…とは言ってられない  (汗)
↓↓


自分の心の内にあるものを、現実の世界に表すとき、言葉で伝えていくことが必要です。その為、試行錯誤や工夫を重ねていくことで自分なりのコツがつかめてきました。


当時は気づかなかったけれど、女性性で感じているものを男性性で表現していたのだと思います。

✴︎

例えば女性同士で話しているときなら『何となくこんな感じ〜』とか、『そんな気がする‼︎で伝わる場合が多々ありますが、仕事上ではそうもいかないので、この頃にかなり男性性で生み出していく力を鍛えられたのかなと思います。

(ところが今はまた加齢のせいで?言葉が出てこないということもございます。 悲 )

貴重な経験をさせていただいたことに今でも心から感謝しています。

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