おおかみとライオン

よく晴れた春の日。おおかみは野原を散歩していました。

すると目の前に大きな岩のような物が現れました。

おおかみは岩に腰掛けます

「うん。なんかこの岩ふかふかしていて気持ちがいいな。」

岩のようなものからは、一本のひものようなものが伸びています。

「なんだこのひもは?」

ひもはゆらゆらと揺れています。

そして、おおかみがひもをつかんで引っ張ると、岩が突然動き出しました。

「うわぁー」

おおかみは岩から転げ落ちてしまいました。

見上げると、そこには大きなライオンの姿が・・・。

なんと岩はライオンだったのです。

オオカミは走って逃げました。

ライオンはまたお昼寝を始めるのです。


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