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人との距離感(主に職場編)

最近は、コロナウィルスの影響で、街中至る所でソーシャルディスタンスが取られています。
スーパーのレジはビニールの仕切りが張られ、飲食店のカウンターにはアクリル板。テレビ番組でもアクリル板の仕切りに、間隔を空けてタレントさんが出演していて、人との距離が視覚でも当たり前のように分かるようになりました。
そんな今日は、人との心理的・物理的な距離感をどのように築くか(主に職場で)ということについて記していきます。

■ 人との距離で悩むこと

自身、学生時代までは人間関係は「狭く深く」というタイプ。
友達の数は決して多くはありませんでしたが、会ってきた友達とは様々な悩みを共有出来ましたし、今なお付き合いが続いている方もいます。
結果的にですが、付き合う人間を選んでいました。
そうすることで、自分の居心地の良い環境を作っていました。

しかし社会人に入ってからは、壁にぶつかりました。
その壁とは、人との「距離」です。
これは、物理的な距離も、心理的な距離もです。
学生以上に上下関係が増える、付き合う人間を選べない、断れない誘いも増える。
距離を詰めたくない人とは、距離が縮まる。
距離を近づけたい人は、遠くにいる。

私自身、人との距離感にも何度も疲れてきました。
今でも上手く話そうと、相手の言うことや望むことに対して的確に応えようとすると疲弊してしまいます。
この性質は、なかなか簡単に変えられるものではありません。

■ 仲良くならないという考え方

元SKE48の指原莉乃さんが、年明けの特番でこんな事を仰っていたそうです。
「大物(タレント)との掛け合いのコツは?」
という質問に対し、
「誰とも仲良くならないようにしています」
というご回答。

年明けから私の常識が、大きく崩されました。笑

約10年以上のサラリーマン生活ですが、部署異動や出向、転職を一通り経験してきました。

どの環境でも、自分自身には
「郷に入って郷に従え」
「馴染まなくては」
「話しかけなきゃ」

と、「自分から」「仲良く」「なるべき」だと言い聞かせてきました。

しかし誰とも仲良くならないことをコツと心がけて、テレビのお仕事されている指原さんの姿は本当輝いています。
自分に合った、人との程よい距離感を築くことで、自分の持つ力を発揮していますね。

■ 人から離れることを、少しだけ一日のどこかで

そうは言っても…なんだかんだ…言っても狭い職場での人間関係。
指原さんが築いているような「人との程よい距離感」はどのように築くことが出来るのでしょうか。

私が心がけているのは、「人から離れることをルーティンにする」ことです。
ここで話すルーティンは、とにかく決まった時間に当たり前のように人から離れる、ということです。
休むというよりも「人からただ物理的に離れる」ということを意識しています。

その決まった時間が会議の途中であったり、打ち合わせの途中であったり、仕事上どうしても抜け出せない、という状況であれば、それが終わった時点から人から離れるのです。
物理的に離れるのが目的なので、ただ人から離れれば良いのです。
例えばトイレに行く、オフィスから外に出てみる、給湯室に行くなど。
何でもいいです。とにかく離れます。
10分~15分程度であれば理想ですが、一人になる時間を作ります。
目に見える距離は、心理的な距離よりも分かりやすいです。
午前・午後と各2回ずつ程度、上記のように人との距離を保つことで、自分にとっての「逃げ場」を作ります。

頑張りすぎたり、仕事に入れ込んだりしてしまう方ほど「逃げる」ことに対して抵抗感を持ってしまいがちです。※私がそうでした(^^;
ですが、自分がどうしても無理をする場面や心の底から頑張れないという声を感じたときは、自分の中での「一時避難」する選択肢を持っておくべきだと思います。
逃げ場があることは、心理的な安心を生みます。
そうした安心感は、仕事のパフォーマンス向上には欠かせないですよね。


長い一日のなかで、数分でも「逃げたり・離れたり」ことを日常にしてみるのはいかがでしょうか。
私もこうは記したものの、上手く逃げつつ、仕事やプライベートで自己実現していきたいと考えています。

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