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期待すること(職場編)


「今日も考えすぎるなあ…自分。」と思う瞬間。
この考えすぎる性質は親譲りなのか、今までの生き方はどうだったのとか…
今日も悩みの泉状態。笑
そんな事は置いときまして。
今日も職場で同僚や部下、上司に「期待」をしています。

■ 今日も心の中だけで小さな期待をして傷つく

「期待」という言葉は前向きにも聞こえますが、時にそのギャップで悩ませます。
その悩ませる期待とギャップは「表に出さない期待」と「その結果」の間にあります。

期待していないと思いながらも、期待して相手へ何かしてもらうこと、一定の成果(成果というと大袈裟なので、見返りや言葉など相手からの反応みたいなものです)を言葉や態度などに出さず、無意識にしてしまうのです。
もちろんそういう期待をかけられた相手は、自分が期待されているなんて全く知ることもない。
そして、自分自身のみが期待を裏切られた(と思ってしまう)時は、結構傷つくことも多く、時に絶望を感じる瞬間すら多いです。

職場の人間関係でベタに例えると、
部下が上司に、「なんでここまで教えてくれないんだろう」
同僚に対して、「なんで励ましてくれないんだろう、ここは元気づけてよ!」
上司が部下に、「なんでここまでこなして帰ってくれないんだろう、期待してるのに…」
などなど。
世の中は毎日こうした期待→ガッカリ、で回っています。

ただ人と人が何も言わずに通じ合うなんて、基本的には難しいです。
それがたとえ家族同士であっても同じ話だと思います。

■ 期待とガッカリを繰り返す中で…

そんな”期待→ガッカリ”を繰り返す中で、
私が一つ至ったのは「期待しない」ことです。
期待することで傷ついてしまって、打ちのめされて、場合によっては絶望に浸って…という状態なら、いっそのこと期待なんてしなければいいと考えています。
私の場合そういう状態で、仕事のパフォーマンスにその影響が出ることも少なくありませんでした。
裏切られた(と思い込んでいる)事で、相手に対して苦手意識を持ってしまうのです。緊張して、言葉やおどおどした態度にも出てしまうのです。
こうなってしまうと、円滑な業務遂行はなかなか難しいです。

そこで時には「期待しない」ことに思い切って舵を切ってみるのです。
期待することが悩みや苦しさになってしまう方にとっては、それくらいがちょうどいいと思います。
変な言い方ですが、そういう方はそれでも心のどこかで「期待している」のです。ほんの少しですが。
そんなほんの少しの期待が成就した時の喜びは必ず味わえますし、裏切られても(と思い込んでいるくらいでも)傷つきにくくなります。
お試しの価値ありですよ。

■ 世の中、「0か100」で判断できるものは少ない

今の世の中は、「0か100」「○か×」「正誤」で判断するものは少ない、ように感じます。それはほとんどの事が絶妙なバランスで成り立っているからです。
大きな悩みのタネである人間関係などは特にそうです。
期待し過ぎず、時には期待することをやめて、「いい意味で期待が裏切られる」ギャップを感じてみるのも面白いのではないでしょうか。
もちろん、期待することは素晴らしいことだと思うので、成就した時の喜びというのもまた格別なものですよ。

誰もが何を考えているか分からず、感情を読み合う場面の多い、難しい世の中だからこそ、自分の中での考え方のバランスを崩してみるのも面白いのでは、と思います。

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