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縁の下の力持ち

皆さん、はじめまして。
パシフィコ・エナジー株式会社で財務部門の担当をしております、平山和之と申します。私の簡単な自己紹介と、私が所属している財務部門の会社での役割についてお伝えさせてください。

幼少期

私は栃木県の佐野市というところで生まれました。佐野市は弊社が開発した佐野メガソーラーがある場所で、私の実家は佐野メガソーラーのすぐ近くの場所にあります。
貧乏な家庭で兄と二人兄弟の四人家族でした。小さい頃はやんちゃ坊主で、いつも傷だらけで家に帰っていたとぼんやりながら覚えています。

兄(右)と私(左)

また、運動が大好きでサッカーやドッジボールをやっており、ドッジボールでは県大会、関東大会を優勝し、全国大会に出場した経験もあります(ドッジボールで大会が開催されていること自体知らない方がほとんどかと思いますが笑)。チーム名は赤見ヤンキースという名前で、メジャーリーグのニューヨークヤンキースが由来です。

ドッジボール全国大会にて

大学時代

高校までは地元の栃木で過ごし、大学から東京にでてきました。私は早稲田大学の理工学部の応用化学科に入学し、主に先進化学についての研究をしておりました。応用化学科はSTAP細胞で有名になった小保方晴子さんが在籍していた学科でもあります。
しかし、もともと医療系の道を目指していたこともあって、研究に熱中することができず、大学にも行かなくなり、ほとんどの時間をバイトに費やしてしまいました。日中寝て、夜行動するという夜行動物の様でした。

そんなこんなで大学三年生になったとき、「一緒に公認会計士の資格をとらないか?」と友達から誘われ、大学院進学も就活もしたくないというくだらない理由で、大学に通いながら公認会計士の資格の勉強を始めました。この出会いが自分の人生を変えたと思っています。

ただし受験勉強は想像していたほど甘いものではなく、そもそも公認会計士が何か、何の仕事をするのかさえしらない状態で始めたため、モチベーションもわかず、、、朝7時に起きて夜10時まで毎日勉強して、なんとか1回目の試験で合格することができました。

社会人

試験に合格後、あらた監査法人(現:有限責任PwCあらた監査法人)に入社し、金融部門でサラリーマン人生をスタートさせました。金融の中でもとりわけファンドを中心にした部門で、証券ファンド、不動産ファンドが主なクライアント先でした。外資系ファンドはギラギラしている人が多く、背筋がピンとなるような感覚がしたことを今でも覚えています。

4年半監査法人に勤めた後、すぐに独立し、一人で仕事を始めました。独立したきっかけは色々あるのですが、特に「PwC」というブランドを捨てて自分の能力だけで勝負してみたいという思いが強かったからです。

独立後の事務所にて

パシフィコ・エナジーへの参画

独立後様々な業種のクライアントと接してきました。特に不動産ファンドや上場REITなどは監査法人時代の経験があったため、強みのある分野として活躍できました。
その後はあるきっかけで外資系証券会社にて太陽光のアセットマネージャーとして約1年間働き、その当時、契約の相手方であったパシフィコ・エナジーに働いていたファンド時代の同僚から、パシフィコ・エナジーが目指す太陽光発電所のあり方や企業理念について聞き、私も共感を覚え、参画することを決意しました。

経理が果たす役割とは

皆さんは経理とはどういう印象でしょうか?毎日同じことを繰り返しこなす、雑務を行っている人たちと思っている方もいるかもしれません。
たしかに、毎月請求書や領収書をまとめて記帳し、ファイリングしてー、という繰り返しの業務もあります。これは専門的には財務会計と呼ばれ、決算報告や税務申告のために行われるものです。

一方で、経理には管理会計という側面があります。これはどの部門やどの製品でコストが多いか、利益率が高いかなど、経営に必要な情報を収集する目的のために扱われる領域です。パシフィコエナジーであてはめると、どの発電所にいくらコストがかかったか、利益率が高かった、もしくは低かったなど、あるいは利益率を高めるにはどこをどうすべきであったか、と有用な情報をもたらしてくれます。または、予算に対して実績がどうであったかを分析することにより、無駄を省き、効率的かつ効果的な資本の運用が可能になります。

例えば、営業部門は野球で例えるなら4番バッター、サッカーならストライカーだと思います。我々のこなす業務はそのような華やかなものではなく、ベンチの応援団やマネージャーのようなものかもしれません。しかし、すべての役割をもつメンバーがワンチームであり、経理も例外ではないと考えています。経理が会社の数値管理、業績管理をしっかりできるからこそ、他の人々が安心して仕事ができると思っています。

経理とは会社を支える、「縁の下の力持ち」でありたいと、心から思います。


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