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【海外生活】自然の恩恵と脅威の中で

まずは簡単な自己紹介から。

日本にいたときは透析看護師。
夜間透析も含めて3クール、文字通り朝から晩まで仕事しながらの子育ては、休日すら寛いだ気がしなかった。

夫とは日本で国際結婚。
そのころから将来は、ファームで暮らすのが夫婦の夢だった。

11年前、カナダの田舎へ移住。
夫の故郷からは、遠く離れた場所の物件だった。
それでも日本にいるより夫の両親の元へ駆けつけられる距離といえる。

移住費用を捻出したため、ファームは資金不足。
家族4人(夫婦と子ども2人)が、趣味で出来る範囲でやっている。

自給自足を心がける静かな暮らし。子どもたちはオンラインの大学。母として妻として家族を支え、日本人がいない環境にも慣れてきた。

【#サバイバル】で書けるくらいの経験あり。
都会育ちの夫婦は知らなかっただけで、
田舎とは自然災害の最前線だった。
洪水、大雪、山火事……。

今後はそれらを「田舎暮らしのサバイバル」として、お役立ち情報を追加しながら、ここで綴っていきたい。

もちろんファームの経験も書きたい。ただの動物好きが初めてした命のやり取り。家畜を統率できない事態もあったが、そこから学んで知恵を得てきた。

現在は大概の事には動じない。自分の趣味と夢が詰まった場所にいれば自然と慣れてくるのは当然だ。

日本にいた時は、仕事や地域、子どもの学校などの「周りに対しての責任」で気疲ればかりだったが、この環境は「自分のファームに対する責任」に集中できる。好きなことを仕事にしている。


動物の放し飼い。利便性や管理された体制とは真逆なことをするのが楽しい。本来の生態に近いとペットとは違う懐き方があるのも知った。

冬にはマイナス40℃を下回る。そういう時ほど人畜お互い励まし合っていく共存関係。

「生きている」ことを強く感じる。明日への道を繋げるために。私たちが正しいと思うことが道になる。

北米大陸の天敵。クマ、オオカミ、コヨーテ、キツネなど。犬の行動は、獣臭が草原に残っていたのかもしれない。


放牧民族の末裔のような夫は、子どものころからフレンチアルパイン種に親しみがあったそうで、搾乳の仕方を知っていた。ヤギ乳は低脂肪で健康的といわれている。

ニワトリは私が担当。子どものころに父が飼っていた記憶はあるが、ヒヨコから育てるのは初めて。私は自家繁殖の方法も含めて、ゼロから本で勉強。

自然養鶏は誰にでも簡単に取り組める(中略)ただし、一つだけ「ニワトリが好きだ」という資格が必要ではありますが。     

笹村出 著 p,12 

ここ寒冷地に適した鶏種を導入し、できる限り本来の生態に近づけた。
私は2本足でも逞しく生きるニワトリが大好きだ。



ボクはアイスランドの鶏種で名前はモッヒー。
うちのママさんにズバリ質問します。

まず、日本語の読み書きを忘れないため。
特にカタカナが書けなくなってきた。

次に、アニマルウエルフェア(動物福祉)に賛同する意思表明のため。
このサイトで動物好きな方々を応援することや、
自分が実践していることを投稿したり、
活動団体に寄付するのは自分だけではなくて、
さらに募れるような活動も検討中。

今あるのは、田舎用のインターネットだけだ。
気象条件で容赦なく断ち切られ、いつでも陸の孤島と化すような類の。

それでも自然と共生しながら発信する。
動物の立場で言えるのは、一緒に生きる者の強み。

以上がプロフィール。
読んでくださり、感謝します。

以下のQ&Aは、住環境の補足説明。



1.趣味のファームとは何ですか?」

A: 採算より家畜と生きる楽しさを重視。
  家畜は少ない頭数で良い。
  ひとつに特化できないカナダの田舎は、
  主要幹線道路ですら土砂崩れで寸断される。
  自衛とリスク分散ができる生き方のこと。
  つまり半農+半X(町で時々仕事し現金収入)

2.「ファームで収入はありますか?」

A: 以前は卵を販売。
  現在はときどき仔犬、ヤギの生体取引の収入。
  税務上は自給自足した分を収入で換算できる。


3.
「カナダのどの辺のファーム?」

A: 中部エリアで北海道より高緯度。
   寒冷地帯で霜害あり。農業より酪農中心。
   日本人のいないエリア。
   州は公表しない(個人を特定される可能性)


4.「検討中の寄付活動とは?」

A: ファームの動物の写真を販売。
   災害サバイバル体験を購読物とする。
   収益あれば日本でアニマルウエルフェアの
   活動をしている団体に寄付する予定。


5. 
「自給自足のメリットは?」

A: 自力で生きるハウツーを身につけられる。
   労働時間も維持費もすべて自分への投資。
   ガソリン代等、環境への負荷を軽減できる。


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