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脳内コーチとともに「今年を味わい、来年へ贈る」 〜コーチング編〜

明けましておめでとうございます。
2022年もよろしくお願いいたします!

新年になってしまいましたが、THE COACHの2021年を振り返るイベント「今年を味わい、来年へ贈る」の振り返りnoteを書いていきます。
日常編の続編ですが、本noteからでもお読みいただけます)

しっかり今年(=昨年)を味わい尽くし、新たなスタートを切りたいと思います。

「脳内コーチとのセルフコーチング」形式で書いていきます。
コーチングに興味がある方に、少しでも参考になれば嬉しいです。
それではどうぞ!


コーチ:
「今年を味わいたい」というテーマでしたが、いまは何を話したいですか?

クライアント:
今年を振り返る上で欠かせない、コーチングについて話したいです。

コーチ:
ぜひ聞かせてください!

今年を表すキーワード3つと感情

クライアント:
今年を表すキーワードと感情をブレストしたとき、コーチングに関する言葉が最も多く湧いてきました。2021年の一番大きな出来事は、間違いなくコーチングと出会ったことです。

サブパーソナリティに出会って、自分を客観視できるようになった

クライアント:
コーチングを受けるまで、仕事とプライベートのバランスについて、もやもやしていました。
家で料理や掃除をしていると、「そんなことより、仕事のスキルアップに繋がることをやったほうがいい。もっと努力しろ。」と責めてくる自分がいて。でも反対に、仕事ばかりして、適当な食生活と汚い部屋の状態が続いていると、「もっとちゃんと暮らしなさい。」と責めてくる自分もいました。
仕事とプライベートのどちらを優先しても脳内から責められるので、つらかったです。

そんな時、コーチのさきえるさん(@SakieHiguchi)のコーチングを受け、サブパーソナリティ(※人の中にある副人格のこと)を可視化してもらいました。私の主要なサブパーソナリティは "真面目なエンジニア" と "昭和のおばあちゃん" でした。

サブパーソナリティは、それぞれ願い価値観を持っています。

そういう視点で自分のサブパーソナリティのことを見てみると、「もっと仕事しろ」と責めていた "真面目なエンジニア" は、その奥では「あなたはもっとやれば出来る」「だから頑張ってほしい」と願っていたと気付きました。「もっとちゃんと暮らしなさい」と責めていた "昭和のおばあちゃん" は、「家族が健康でいること」を願っていました。

さきえるさんからサブパーソナリティを「強力な応援団ですね」と言ってもらった瞬間の驚きは忘れられません。敵だと思っていた相手が、とても強い味方だったなんて。

それからもやもやした時は、「サブパーソナリティたちが、それぞれの価値観を主張しているんだ」と思い出しています。すると自分を客観的に見られるので、思考の負のスパイラルに陥いることが減りました。

ほんの少し捉え方が変わるだけで、こんなに気持ちが軽くなるというのは、今年一の発見です。この日は、コーチングの可能性を感じて、ワクワクドキドキが止まりませんでした。

コーチ:
素敵なコーチと、自分の中の強力な応援団に出会えたのですね。
興奮していた気持ちが伝わってきます。

期待と不安と感謝の学び

クライアント:
はい。それからTHE COACH Academyでコーチングを学び始めました。

そこで学んだコーチングのスキルやマインドを全て自分のものに出来たら、人間として大きく成長できそうな期待を感じました。でもその一方で、講師や受講生のみなさんが温かくて素敵な方ばかりで、比較して落ち込んだりもしました。

それでも、練習あるのみ!と思ってトライポッド(※コーチング練習)には欠かさず参加していました。最初の頃は全く上手くセッション出来ず、さらに落ち込む日々で、特に応用Aコースが終わる頃までは、落ち込んでばかりでした。

しかし何度か練習を繰り返していくうちに、

  • 今日はセッションを楽しめた

  • クライアントの気持ちに寄り添うことができた

と思えるときが出てきました。

「自分が上手くできているか」を考えるより、「相手の心に好奇心を向ける」のがコーチの在り方なんだな、とようやく分かってきた気がします。

コーチ側としてのコーチングが楽しくなってきたのは、私のコーチとしてのセッションで、「スッキリした!」「行動を起こせた!」と温かいフィードバックをくれた、クライアントのみなさんのおかげです。また、講義内の対話でたくさんの気付きをくれた講師と受講生のみなさんにも、とっても感謝しています。

コーチ:
コーチとして一歩ずつ成長されているのですね。
とても温かい気持ちと、エネルギーが湧いてきているのを感じました。

自分のことが少し好きになってきた

クライアント:
コーチングを学び始めたきっかけは "自分のため" で、セルフコーチングが出来るようになりたかったからでした。ですが、今はコーチとして人と関わることにも惹かれています。

コーチ:
そうなのですね。
やる気と共に、本当にいいのかな、とドキドキしているような気持ちを受け取りました。

クライアント:
はい。元々自分に自信がなくて、自分のことが好きじゃなかったので…。

ただ、コーチングでの学びや関わりを通して、少しずつ自分のことが好きになってきています。

今までは自分のことを「気が弱い」「話すのは苦手」と捉えていました。漠然と、人から嫌われることも恐れていました。
でも、裏を返すと、それは人のことが好きだからです。

それに、私は人と話す時は常にニコニコしていると最近気付きました。そういえば、子供の頃からずっとそうだったのですが、これって長所なのではと思えるようになりました。

単純に人が好きだからという理由で、自分らしい温かさで人と向き合う、というのも結構ありなんじゃないか、と自分を受け入れられるようになってきています。

コーチ:
それはとても素敵なリソースですね!
自分らしさに自覚的になったぱち子さんは、より力を発揮できる状態になっているのではないかと思います!

クライアント:
はい。応用Aコースでの学びが腹落ちしたのもあって、嬉しかったです。

Resourceful(リソースフル)
Resourceとは、人がもともと備えているエネルギーの源、価値観、ビジョンのこと
・自分自身に本来備わっているResourceに自覚的であり、力を発揮できる状態

THE COACH Academy 応用Aコース

もやから一歩踏み出した日

クライアント:
印象に残っているセッションがもう一つあるのでお話させてください。

コーチングを学び始めた理由は、セルフコーチングが出来るようになって、「日々なんとなく感じているもやもやを晴らしたい」「人生の目標を見つけたい」ということでした。

そのテーマでコーチのたけちゃん(@take0327take)にセッションをしてもらったとき、今の状況を、景色としてイメージさせてもらいました。

  • 今の自分の状況は、白いもやがかかった山道の途中で、分かれ道がいくつもあって悩んでいる状態

  • 過去の理想的だった時の自分は、丘の上にたどり着いて、爽やかな風が吹いて、白いもやが消し飛んだような状態

このイメージがかなり印象に残り、セッション後も「もやを吹き飛ばすにはどうしたらいいか」を考えながら日々を過ごしていました。

そんな時、応用Bコースで「今ここの感情を味わう」ことを意識するようになって、ふと、「もやを吹き飛ばさないといけないと思っていたけど、
もやがあっても、道中の景色を楽しみながら、いろんな道を散策してみる日々もいいのかもしれない」と気付く瞬間が来ました。

「何か大きな目標を見つけないといけない」と思っていたけれど、日々の小さな幸せを味わいながら生きていく。それで良いのかもしれない!

同時期に読んだ小田菜南子さんのnoteにも似た表現がありました。

獣道をひたすら一人で突き進むのか、多少時間がかかっても緩やかな道を選んで、仲間との時間や道中の出会いを楽しむ登山なのか。 どんな道を選んでもそれは正解で、間違えたと思ったら道を変えてもいいし、山ごと変えてもいい。 なんなら湖のほとりでキャンプに切り替えてもいい。 なんだか生きやすくないですか? 気軽にリュック持って山に向かえそうじゃないですか?

辛くても頑張れる自分になりたかった私が、 辛くならずに頑張れる道を信じるまでの6ヶ月 |小田菜南子|note

そうか。"湖のほとりでキャンプ" に変えても良いのか。そう気付いて、とても軽い気持ちになりました。

そして「今年を味わい来年へ贈る」のワークはこのようにまとめました。

コーチ:
軽やかな気持ちが伝わってきすね。
スキップしながらその道中を楽しんでいるぱち子さんのイメージが湧きました。

本当の意味で「今ここを生きる」とは?

クライアント:
はい。この投稿をした瞬間は、本当に軽やかな気持ちでした。

ただ、その直後に、論理的思考が得意な夫にこの内容を話したら、
「日々を大切にすることは大事だよね。でも、大きい目標はあった方がいいと思うよ。」
と一蹴されてしまいました…。

コーチ:
そうなのですね。そう言われて、ぱち子さんは何を感じましたか?

クライアント:
「なんでそんなこと言うんだよ〜! せっかく日々を苦しくなく生きられそうだと思ったのに〜!」と思いました(笑)
ですが、夫の言っていることもとてもよく分かりました。今まで、仕事でも学業でも、目標を目指して行動することで成長してきたので…。

コーチ:
苛立ち、悲しみ、悔しさ、とまどい… そんな気持ちを感じました。

クライアント:
はい。せっかく来年へ贈った言葉が、ほんの数時間でぶち壊された…!と思いました。(笑)
でも、もやもやした気持ちになりながら、THE COACHのnoteを読んでいたら、次のような記述があって、私の「今ここ」には "逃げ" の要素があったのではないかと気付きました。

「今ここ」に生きるということは、過去や未来から逃げて今この瞬間だけに充実して生きるということでも、考えることを放棄してただ感覚的に生きる、ということでもありません。しっかりと「今ここ」に向き合い、受け入れることで、それらが完了され、今を生きられるようになっていきます。

プレゼンティングワークで振り返ろう!THE COACH Academyオリジナル「今を味わい、未来へ贈るためのフレームワーク」

そう気付けたので、来年は本当の意味で「今ここ」に向き合うことができるようになりたい。

今はTHE COACH Academyの応用Bコースが終わったばかりです。
基礎コースの時も、内容が腹落ちするまで半年以上かかっているし、むしろ未だに完璧には理解できていません。なので、焦らず、向き合っていきたいテーマだと思いました。

あと、たった数日でどんどん考え方が変わっているので、来年は「変化を楽しむ」というキーワードも追加したくなりました!

コーチ:
清々しいエネルギーを感じました!
noteでもぱち子さんが日々変わっているのを感じているので、来年はさらに変化の年になりそうですね。
ここまで話してみて、最後に場に出しておきたいことはありますか?

クライアント:
今年はコーチングを通して、長かったもやもやから1歩踏み出すことができた年でした。完全に脱出できたわけではないけど、期待に溢れた1年で、出会った方々にとても感謝しています。

ただ、ここまで話してみて、"コーチングモード"のときの自分は、普段の自分とちょっと違う感じもしています。良くも悪くも、少し無理をしている感じがあるような。来年は、それを統合するというか、自分らしく成長したいです。"成長" というか "変化" なのかな。

日々を大切に感じながら、変化を楽しんで生きます!

コーチ:
心から応援しています!
変化したぱち子さんとまたお話できるのを楽しみにしています!

〜完〜


以上、コーチング編のまとめです。

  • サブパーソナリティは強力な応援団

  • 捉え方が変わると、気持ちが変わる

  • コーチングは可能性に溢れていて、楽しい

  • 出会った方々に感謝

  • コーチとしての在り方を考えていきたい

  • 自分のリソースに自覚的でありたい

  • しっかりと「今ここ」に向き合い、受け入れたい

  • 変化を楽しみたい

ここまでお読みいただきありがとうございました。

みなさまも、良い一年をお過ごしください!
ではまた。

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