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オンラインで会えるからこそ、オフラインが生きる

お久しぶりです!
今日は藤田が話します!

ちょっと、新型コロナウイルスに感染してたこともあり報告が遅くなりましたが、2022年全国行脚プロジェクトが先月4月からスタートしました!

このプロジェクトはPACの「挑戦が明日を創造る」とは別に、藤田が人生の目標としている、「日本全国にお客様を作って、その土地を堪能したい」がきっかけになっています。

でも、このプロジェクトを始動していくにあたって、準備してきたことが意外とあったので、その話と成果について、まとめていければと思います。

1.全国に知り合いを作るには紹介営業だけでは厳しい

実は、この日本全国にお客様を作りたいよね、という話は2022年から突然言い始めた訳ではなく、2021年1月にクラファンする時には既に考えていました。

でも、何か具体的にプロジェクトを作って動いていたわけではなく、時たまライブ配信でなんとなく、話しているくらいでした。

そもそも、日本全国に行きたいと思い始めたのも、2019年から2020年にかけて、アジアの展示会でのお仕事で台湾やタイやインドネシアなどいろんな国を回っていたことからでした。

そこまで旅行が好きなタイプというわけではないのですが、この仕事で知らない土地にいくということが好奇心旺盛な僕にあっていて、同じ場所で同じ毎日を過ごしていると飽きてしまいそう、というほんと、笑っちゃうような理由がきっかけだったと思います。

そんなふうに感じてた時に2020年の新型コロナウイルスが蔓延して、海外にいくことができなくなったので、海外じゃなくて、日本全国をフィールドにしようと考えました。

もちろん、移動が制限されたので、始めに取り組んだことは「オンライン」です。オンラインを使って経営者と社会経験が積めない学生とのマッチングセミナーをやったり、オンラインスクールの開講に向けて、動画講座を作ったり、YouTubeで認知度を広めるために動画制作をしたり、でした。

でも、究極の飽き性の僕はどれもすぐに成果が出なければなかなか継続することができず、YouTubeも50本くらい、動画講座も1時間を3本、マッチングセミナーも10数回程度しかできませんでした。

この継続できない、という弱点ですが、この最大の問題は「人脈が広がらない」でした。

これまでのPACのスタイルは、突撃営業からの紹介営業に移行という、超絶オフライン向けのスタイルで、実際に顔を合わせて話ができれば興味を持ってもらえるけど、企画で惹きつけられるほどの実力はありませんでした。

そんな中、弱小企画を立ち上げては潰してきた中で、このオフラインを中心とした紹介営業では限界があると感じたのがクラファン前の2020年8月頃です。

この頃には、まだまだコロナの影響が長引きそうな状況で、どうにかしないといけないと焦りを感じ始めた頃でした。

ですが、得意の営業ができない、オンラインのコンテンツ企画はなかなか思うように進まない。

この状況で出会ったのが「出版」でした。

2.出版×クラファンでオンラインに勝機を見出す?!

最近の僕たちは狙って企画を作るようになっていましたが、当時は行き当たりばったりの運任せ。この出版もその運によって巡ってきたものでした。

以前から山川くんが本を書きたいという夢があったことは知っていたので、頭の片隅にはあったものの、自費出版は超絶高いし、ビジネスに直結するわけではないから、企画の軸にするものではないと頭の中から外れていました。

しかし、自費出版の話を聞き、実際に出版会社の担当者と打ち合わせをさせてもらう中で、「あれ?これいけるかも・・・」と思うようになりました。

でも、でも全然に出版費用はありません。
はて、どうしたものか、と思ったときに、たまたま参加したオンラインイベントがクラファンの告知イベントでした。

あーーーーーー!これだ!!!!
と雷が落ちるような、は大袈裟ですが、一筋の光が見えたのは間違いなかったです。

このアイデアが降ってきて、すぐに知り合いに相談しました。

「出版でクラファンしたいんです!!!」

回答は、「いや、誰が誰も知らない人の本読みたいんですか。」

でした。

衝撃でしたが、まぁ確かにそう言われるとそうかと思い、次のアドバイスの一度クラファンで企画をしてから、もう1度出版クラファンをやれば良いんですよ。というアドバイスを考え始めました。

そうして出来上がったのが、この企画です。

2020年9月から企画を考え始め、愛知県のノッポさんに協力していただき、2021年1月を目標に準備を進めてきました。

もちろん、クラファンは初めて。何をどうしたらいいかまるで検討がつきません。でも、やらないといけないことは「支援」していただける方を集めること、でした。

そこでスタートしたのが、「Instagram」でした。

今でこそ、1260人を超える方がフォローしていただいていますが、開設当初は当然0人。そこからまずは知ってもらい、興味を持ってもらい、コミュニケーションを通して、クラファンのことを伝えていく。やれることは全部やろう、ということで、10月から朝晩2回、クラファンが終了するまでほぼ毎日ライブ配信を始めました。

たぶん、医療系のライブ配信ブームは僕たちが作ったんじゃないかな、と思っていますww

3.クラファンは失敗、でも目標に近づいた

こうして、インスタグラムでひたすらに発信をし続け、クラファンに向けて準備をしてきたわけですが、結果は失敗。でも、50人を超える人に支援され、Instagramを始めるまで知らなかった人からもご支援をいただくことができました。

この時に初めて、あれ?全国にお客様を作るきっかけができているのかもしれない、そう思うようになりました。

そこから1年間はライブ配信を続けながら、オンライン上での関係値を構築していくにはどうしたら良いのかを考えていきました。

オンラインという薄く緩いつながりを強めていくには、発信者である僕たちがどういう人間で、何がやりたいのかを知ってもらうしかないと思っていました。

でも、活動していく中で、お金もありません。オンラインで出来上がった関係からすぐに仕事につなげて回収がしたい。そう思ったことは何度もありました。

でも、薄い緩い繋がりから、お金を回収してしまうという行為は、その場で人間関係を断ち切ってしまう可能性があります。

オンラインという性質上、顔が見えず、情報だけを受け取り、その情報の質だけで今後の付き合いを判断するという傾向があります。

つまり、お金をいただいてサービスや商品というコンテンツを販売してしまうと、そのコンテンツの質が勝負になってしまうのです。

ですが、僕たちの実力では質で勝負できるほどのコンテンツ力はありません。ということは、いかに信頼してもらい、継続的な付き合いをしてもいいよ、と言ってもらえるかだけが、未来のお客さまになれるかの勝負でした。

そこでとった作戦が、「常に格安で与えまくる」です。

妥当な金額がつくものに関してはコンテンツの質で判断されますが、あまりにも格安すぎるだろ、というものは質よりもアフターフォローで挽回させてもらえることがあります。

このオンラインで売り切り型の場合、ポイントになるのは「広告」と「コンテンツ」です。オンラインの特徴として、不特定多数に届けられること、でこれがうまくできることで、大きな売り上げを作れる、と多くの人が思い込んでいます。

しかし、実際は「広告」を使って大量の無料リストを獲得して、有害コンテンツをばら撒き、悪名だけが広がる、というオンラインサービスばかりです。

この結果が起きると、実名でのオンラインサービスを行うことは難しくなります。これは、オフラインで悪名がたった場合にその地元で商売ができなくなるのと同じですね。

では、どうするのか。

それは、「広告」を活用せずに地道な関係作りをしながら、「コンテンツ」よりも「フォローアップ」で勝負する、です。

このフォローアップ勝負にするために重要なことが、「会う」だったんですね。

4.オンラインは出会い、オフラインはプレミア

さて、かなり長くなってきたのでまとめていきますが、
結果として大事だと感じたことは、オフラインの紹介営業とオンラインでも何ら変わらないということです。

中途半端なものやテキトーなサービスを行なってしまうと信頼を失くしてしまいます。

オフラインだと人の繋がりで広まることがありますが、オンラインだとわざわざ伝える人がいない限りは実害はありません。

しかし、逆にいえば、自分の過ちを指摘してくれる人もいない、ということです。嫌だなって感じたら、しれーっといなくなればいいわけですからね。

今回、僕が福岡に行って、やってきたことはオンラインでいただけたご縁を深める、いや藤田ってほんとにいるんだ、という確認をしてもらうための作業です。

実務的なところでいえば、正直オンラインで事足りる世の中になってきています。zoomもありますし、YouTubeもありますし、オンラインスクールもありますしね。

でも、それでも人は会いたいんです。

このどうしても会いたい、これがなぜかわかるともっとビジネスがうまくなるんだろうな、と思うんですが、

僕らはまだまだここを探っているところなので、これは次回にしましょう。

でも、オンラインで繋がったご縁が、オフラインで飛躍していきそうな予感がしましたので、またその後の結果を報告しますね。

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