見出し画像

社会人でイギリスの大学院5校からOfferをもらった話②-事前準備篇-

概要

 本記事では前回の概要篇からの続きで、本格的に留学の準備をする前に行ったこと、より具体的には

  1. 自己分析(2020年5月~)

  2. 専攻・学校選び(2020年6月~)

  3. 留学エージェントへの連絡(2020年11月。契約は2021年5月)

について記載致します。

自己分析

 自己分析に関しては、専攻を決め、その後のキャリアを決める上で重要だと考えていたため、コロナの影響で最初の緊急事態宣言に入った2020年のゴールデンウィークあたりから開始しました。
 やり方は『スタンフォード式人生デザイン講座』という書籍を活用し、先輩にお願いして共にワークショップをしながら書籍を読み進めていくことで自己分析を行いました。
 書籍について簡単に説明をしておくと、デザイン思考のアプローチを用いて人生の問題点を明らかにし、課題解決を行うライフデザインという方法を紹介する書籍です。ライフデザインは米スタンフォード大学で教鞭をとるビル・バーネット氏とデイヴ・エヴァンス氏が考案しました。2013年にワークショップ形式の「人生デザイン講座」を開始すると、同大の学生のうち24%以上、のべ1万5000人以上が受講した大人気の講座となりました。
(参考:Forbes Japan『スタンフォードで人気の「人生デザイン講座」 日本初のワークショップ体験記』
 このワークショップの中で自分の価値観と目指す方向性を見つめ直し、自分のやりたいことや将来的な目標を言語化しました。
 言語化ができれば、次はそれに合う専攻や学校を探す段階に移ります。

専攻・学校選び

 専攻の探し方については、自分が興味あるキーワードをとにかくGoogle上で「master's degrees in 〇〇」のような形で検索しました。そうするとKeystone等のウェブサイトが当てはまりそうなコースを紹介しれくれます。また、普段接していた様々な媒体の記事を通して専門家や、研究を見つけ、それらの裏にある学校や専攻を調べたりもしていました。
 学校に関しては基本専攻から選ぶ事が多かったため、専攻を決めた後に着いて来る感覚でした。一方で、最終的に決めた専攻の中で複数の候補校が出てきた時(基本的に応募時は全てに応募すると思いますが)、後述する留学エージェントのBEOが主催するイベントで、各学校の入学関係の部署の方に直接質問しました。BEOのイベントに出展する大学は、オックスブリッジやLSE等のトップ校は出てこないが、一般的に日本人が受験しそうな学校は網羅されている、という印象でした。
 最終的にはExcel上で比較表を作成し、優先順位をつけて応募する学校を決めました。

留学エージェントへの連絡

 留学エージェントに関しては、先述の通りBEOにお世話になっていました。実は最初に連絡したのは留学ジャーナルでしが、イギリスに留学に行った先輩に相談した時、BEOをお薦めされ、当時キャンペーンで0円で入会できたため、最終的にはBEOと契約しました。BEOと契約する利点は、①基本的に無料で使え(キャンペーン外でも、2万円の前金を支払えば入会でき、進学が決まれば払い戻しされます。)、②前述の通りイベントが多く情報収集がしやすい、③担当が1名ついてくれるため、応募の段取りも教えてくれる、の3つだと思います。応募する学校も最終的には担当の方と相談し5校にしました。

まとめ

 本記事では留学の事前準備についてご説明しました。自己分析には『スタンフォード式人生デザイン講座』という書籍を活用し、Googleで調べながら専攻・学校を決めました。その後、BEOと契約し、イベントに出ながら情報収集を行い、担当とも相談して応募する学校を最終決定しました。
 次回は英語篇として、留学に必要な英語の試験(今回はIELTS)のために行った勉強についてご説明します。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?