【ドラフト2022】日本ハム　5位・奈良間大己、西武・外崎修汰のような選手になる可能性も…4位の安西叶翔、スケールが大きい大型右腕で期待大

2022年のドラフト会議も終わり、2023年のドラフト戦線は動き出しているが、改めて各球団で指名された選手と各球団の狙いについて振り返ってみたい。第12回はパ・リーグ最下位の日本ハムだ。

■支配下指名
1位：矢沢宏太（日本体育大・投手兼外野手）
2位：金村尚真（富士大・投手）
3位：加藤豪将（メッツ傘下マイナー・内野手）
4位：安西叶翔（常葉大菊川・投手）
5位：奈良間大己（立正大・内野手）
6位：宮内春輝（日本製紙石巻・投手）

1位の矢沢宏太（日本体育大）は、大学生では過去に例のないハイレベルな二刀流を実現した選手。投手としては、140キロ台中盤のストレートと鋭く変化するスライダーで三振を奪えるのが持ち味。一方、外野手は抜群の運動能力を生かした守備と走塁に加えて長打力も備えている。早くから一軍で起用するなら野手だが、投手としてのポテンシャルも捨てがたい。大谷翔平（エンゼルス）とは違うタイプの二刀流をどう実現していくかに注目だ。

◆“ドラフト専門家”西尾典文は日本ハムのドラフト戦略をどう見たか？