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秋の九州大会で打率7割超! 沖縄尚学の外野手、知花慎之助が2023年のドラフト戦線に浮上へ 神宮大会でも活躍

2022年のアマチュア野球も、主要なイベントは終わりシーズンオフに入ったが、「プロアマ野球研究所」では、全国のドラフト候補を今後も積極的に紹介していく。今回は、秋の九州大会と明治神宮大会で圧倒的なパフォーマンスを見せた高校生外野手を取り上げたい。

2022年11月19日 明治神宮大会・高校の部
沖縄尚学4-5×仙台育英(9回サヨナラ)

知花慎之助(沖縄尚学) 2年 外野手 172cm70kg 右投右打

仙台育英が、9回裏に5点を奪って劇的な逆転サヨナラ勝利を収めた試合。敗れた沖縄尚学で圧倒的なインパクトを残したのが、トップバッターの知花慎之助だ。

1年夏には背番号18でベンチ入りし、甲子園に出場(試合出場はなし)。1年秋からレギュラーとなると、今年秋の九州大会でも4試合全てに1番、センターで出場して、14打数10安打をマーク。初戦の鳥栖戦で2打席連続ホームランを放つなど、長打力も見せつけている。

知花のプレーを初めて見たのは、準々決勝の明豊戦だった。相手バッテリーからのマークは厳しい中で、申告敬遠を含む2つの四球とヒットで3度出塁している。

仙台育英戦で、いきなりその実力を見せつけたのは第1打席だ。先発の湯田統真(2年)の140キロのストレートを完璧にとらえて、センター左へのツーベースを放ち、先制点を演出した。

ある程度、ストレートに狙いを絞っていたのかもしれないが、それでも長身から投げ込まれる140キロのスピードボールを一振りで完璧にとらえられるのは、やはり並みのバッターではない。

さらに驚かされたのが、続く第2打席だ。

◆これまで報じられていないが…2023年のドラフト候補に浮上か?

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