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ドラフト戦線に浮上か?土浦日大の遊撃手、後藤陽人が持つ抜群の「ミート力」と「スピード」に注目!

全国のドラフト候補の情報を発信している「プロアマ野球研究所」。今回は、抜群のミート力とスピードが光る、土浦日大のショートを取り上げてみたい。

2022年7月22日 全国高校野球選手権茨城大会準々決勝
土浦日大11-0下妻一(7回コールド)

2022年7月24日 全国高校野球選手権茨城大会準決勝
土浦日大4-0霞ヶ浦

後藤陽人(土浦日大) 新3年 遊撃手 177cm70kg 右投左打

バントを試みる後藤陽人(土浦日大)

7月22日、24日の両日は、霞ヶ浦のエース、赤羽蓮(ソフトバンク育成1位)の試合を取材するため、茨城大会に向かった。この大会で、当時2年生で驚きのプレーを見せてくれたのが、土浦日大の後藤陽人だ。

両日の試合に4番、ショートで出場。下妻一戦では、1回の第1打席にセンター前へのタイムリーヒットを放ち、その後に三盗(ダブルスチール)を決めて、後続のレフト前ヒットでホームへ生還した。

さらに、その後の4打席でも、レフト前ヒット、センター前ヒット、サードへのセーフティバント、そして再びセンター前ヒットと、きれいに左右に打ち分けて、5打数5安打の固め打ちを見せている。

対戦した下妻一は、2021年の秋、2022年の春と2季連続で県大会の準決勝に進出している力のあるチームで、投手陣のレベルは決して低くない。そんな相手から、1試合で5本のヒットを放つだけでも、後藤が相当な打撃センスの持ち主であることがよく分かるだろう。

◆ミート力や脚力、フットワークは、全国で上位…ドラフト指名は!?

特に目立ったのが、積極性とバットコントロールだ。筆者は、1打席目のファーストスイングで、完璧にボールをとらえて、センター前に弾き返したバッティングを見た際に、後藤は“只者ではない”と感じた。

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