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プロ選手を続々と輩出する富士大学に新たな“ドラフト候補” 金村尚真は大学球界でトップクラスの本格派右腕

都市対抗野球も終わり、2021年の主要な公式戦は終了したが、オフの間も来年以降のドラフト候補たちを紹介したい。今回は、東北の大学球界を代表する本格派右腕を取り上げる。

2021年12月4日 大学日本代表候補合宿紅白戦
白組4-4紅組(7回特別ルール)

金村尚真(富士大) 3年 投手 176cm80kg 右投右打 岡山学芸館

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3試合行われた紅白戦の第1戦、紅組の先発としてマウンドに上がり、2回をパーフェクトと見事なピッチングを見せたのが富士大のエース、金村尚真。中学時代にU15侍ジャパンに選出されており、岡山学芸館では、甲子園出場こそなかったものの、2年秋にはエースとしてチームを県大会優勝に導いている。

富士大進学後も、層の厚い投手陣の中で1年春から主戦となり、2年秋から2季連続でMVPに輝くなど、まさに北東北大学リーグを代表する投手となっている。上位チームと下位チームで少し力の差はあるとはいえ、防御率は2年秋から3季連続で0点台を記録しており、1試合あたりの平均四死球1.11という安定感は並の投手ではないことを物語っている。

◆必殺のカットボールは捕手も捕れない“切れ味”

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