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大阪桐蔭出身の強打者 三菱重工East・中山遥斗、内野手を求める球団には“狙い目”の選手だ!

いよいよ社会人野球をはじめアマチュア野球の公式戦が本格的に始まり、ドラフト戦線も動き出す時期となってきたが、各カテゴリーで目立った選手を積極的に紹介していきたい。今回は高校時代から抜群のセンスが光った社会人の強打の内野手を取り上げる。

2022年3月11日 大学野球・社会人野球オープン戦
立正大4-5三菱重工East

中山遥斗(三菱重工East) 24歳 二塁手 173cm78kg 右投右打 大阪桐蔭→国学院大

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今年の社会人の内野手で、プロから高い注目を集めている選手の1人が三菱重工Eastの中山遥斗だ。大阪桐蔭では1年秋からレギュラーを獲得し、2年連続で選抜高校野球に出場。当時から軽快な守備とパンチ力のある打撃で目を引く存在だった。

国学院大進学後も早くからリーグ戦に出場。ベストナインなどタイトルの獲得こそなかったものの、チームの中心選手として活躍している。三菱重工Eastに入社1年目の昨年は、いきなりセカンドのレギュラーを獲得すると、今年5月に行われたJABA北海道大会では5試合で2本塁打を含む長打6本、8打点の大活躍でチームを優勝に導き、MVPに輝いた。

この日も3番、セカンドで出場すると、二塁打2本を含む3打数3安打の大活躍を見せ、順調な調整ぶりをアピールした。結果はもちろんだが、素晴らしかったのがバッティングの内容だ。

第1打席のライトオーバーのエンタイトルツーベースは、高めのストレートをとらえたものだったが、速いボールに力負けすることなく、しっかりとヘッドを利かせて押し込んだ。

◆大阪桐蔭出身の主力打者らしく、フルスイングは迫力十分!

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