見出し画像

日本の高校野球は未経験…BCリーグに現れた“20歳の韋駄天” 茨城・大橋武尊が誇る抜群のスピード

今年のアマチュア野球界で注目される選手は誰なのか…。ドラフト候補を常にウオッチし続ける「プロアマ野球研究所」では、新シーズンで目立った選手を積極的に紹介していきたい。今回は、独立リーグ1年目ながら、抜群のスピードで活躍している外野手を取り上げる。

2021年6月1日 ルートインBCリーグ公式戦
茨城5-3埼玉

大橋武尊(茨城) 20歳 外野手 178㎝74㎏ 左投左打 IMGアカデミー

画像1

昨年は大きく負け越して話題となった茨城だが、今年はここまで借金2と健闘を見せている。そして、1年目ながらチームのリードオフマンとして活躍している選手が大橋武尊だ。

日本の高校野球を経験せずに、アメリカであらゆるスポーツの留学生が集まるIMGアカデミーでプレー。今年20歳となる若手選手である。

最大の武器はそのスピードである。この日は日本ハム、巨人でプレーした乾真大の前に2打席連続で三振に倒れたものの、第3打席ではバントヒットで出塁。その時の一塁到達タイムは3.58秒という圧巻の数字をマークした。その後に試みた盗塁はアウトとなったが、7回にはツーアウト一・三塁から楽々と盗塁を決めている。また、第4打席の併殺崩れの一塁到達タイムも、最後は流しながら3.98秒という上々な数字だった。

◆スカウト陣が走塁タイムを常に計測する姿も

ここから先は

653字
このマガジンを読んで頂ければ、ドラフト戦線に浮上した有力選手の詳細な情報をゲットできます。ぜひ購読して頂ければ幸いです。

ドラフト戦線に浮上したアマチュア選手をウオッチしている「プロアマ野球研究所」。主任研究員である野球ライターの西尾典文が執筆、大手サイトで経…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?