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家庭科をキライになった理由

 昨日のコラムで書いた、高校生の時、学年で2人しかいない「家庭科2」を取った理由でございますよ〜。
 家庭科の調理実習後、クラスの女子の一部のグループが男子に作ったものを持っていくのです。男子全員に配っていたと思います。
 で、男子は女子に何かしてくれたかっていうと何もしてくれない。
 それって何か変だよね。と思っていました。私がヒネくれているだけなんですけど。
 そこから家庭科がイヤになっちゃったんですよね。
 その時は言葉で表せないモヤモヤ感っていうのがあったんですが、今なら言い表せる。
 なんで女子が男子に労働力を無償で提供しなきゃいけない空気を作るんだよ。それを高校の授業で許すっていうのはどういうことなんだよ。
 ってコト。
 育児で疲労した女性が、家事も育児も何もしない夫に苛立つXのポストに近いものがあるかもしれない。たまに見ますよね。
 その時は、スクールカースト5軍にいる私は特に口に反対意見を出すこともなく、家庭科の授業をひたすらサボって本を読んだり、映画館に行ったりするだけの日々を過ごすのでした。

 時が経ち、息子が通っていた高校で家庭科部の活動をたまたま見学する機会がありました。女子の部長さんが男子部員に「〇〇(苗字呼びつけ)、それ、もう火から上げちゃっていいから」とテキパキ指示出ししていました。家庭科部は料理がメインの部活で人気があるそうで、男子が何人かいました。男女平等っていうか、特に性差を意識することなく、一人一人生徒が等しく頑張っていました。
 こういう高校行きたかったわ〜。
 また、息子が通っていた中高(一貫校でした)では技術家庭で料理や簡単な縫い物(手縫いのみ)もするのですが、エクセルとワードが授業に組み込まれていました。時代も変わりましたね。
 大人になった時、誰でも料理やお掃除や簡単なDIYができるようになった方がいいです。日々の家事には男子も女子もありません。

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