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この本持ってたの思い出したわ〜
レイモンド・カーヴァーの詩集を若い頃読んでいました。今ほど疲弊していない時代のアメリカに生きた人が書いたつぶやきのような詩集です。
村上春樹の訳が有名だけど、黒田絵美子(現・中央大学総合政策学部教授)の翻訳本やペーパーバックも持っていました。度重なる引越しでペーパーバックと黒田訳は無くしちゃったんだけど、村上春樹のは全集の一部だったせいか行方不明にならずに家にありました。
カーヴァーは若くしてアル中になってしまうのですが、紆余曲折を経て立ち直っていきます。
若い頃の苦い記憶を書いた詩がいくつかあり、日々の暮らしや思い出した何かを反芻するような詩もあります。声高に麗々しい言葉を使わない。こういうのがいいんだよね。
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レイモンド・カーヴァー 村上春樹訳 中央公論社より
「テスに」
こんな風に言われてみたいね。現実で言われることがあまり無いから詩になるんやで。
オヤスミナサイ。
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