本当はいくつか面白そうな連邦高裁(CAFC)の判例などもメモしてあるのですが、メモを取ってあるだけでご紹介できるほど判決文を読み込めていないので、それはまた別の機会にやりたいと思います。
最近は、時間がないのかそれとも時間を作る努力をしていないのか、なんだか良く分からなくなっており、ちょっと迷走気味です。
が、それはともかく近況報告です。
Noteはまだ続けます!という意思表示だと思ってください。笑
1.それパク
既に3話まで放送が進んでいますが、日本テレビで毎週水曜日の夜10時から知財を取り扱ったドラマが放送されています。このNoteを見てくださるくらいなので、皆さんもご存知なのではないでしょうか?
いろいろなご意見があると思いますが、私はとてもよくできたドラマだなぁと感心して拝見しています。もちろん、専門家としての目で見たら突っ込みたくなるところがないとは言わないですが、普段知財をあまり意識されない方でも、知財をよくご存じの方でも、みなさんが楽しめる内容になっているのではないでしょうか。
ちなみに、原作としては現在文庫本が2冊出ています。私はどちらも読みました。今回のドラマは1冊目の内容で作られているようなので、ドラマを見て興味を持った方は、是非2冊目も読んでみてください。
2.パテント誌投稿
弁理士会では毎月会誌(パテント誌)が発行されているのですが、今月は北米特集ということで、私もご依頼をいただき一本論文を投稿させていただきました。
タイトルは『最も広い合理的解釈に対する考察と近年の事例』、米国の審査段階におけるクレーム解釈基準であるBRI(Broadest Reasonable Interpretation)について考察したものとなります。
昔から何度も論じられているネタだと思いますが、議論の尽きないコンテンツかなと思います。弁理士登録されている方向けの会誌のため、お近くに弁理士の先生がいないと目にする機会もないと思いますが、よかったらパラパラと眺めていただけますと幸いです。
3.委員会活動
弁理士会には様々な委員会や付属機関があり、知財活動の普及、最新技術の研究やそれに伴う知的財産保護のありかた、将来的な法改正に関する議論等々、委員会・機関ごとに多種多様な活動をしています。
私はアメリカかぶれな人間なので、6年ほど前から「国際活動センター」という付属機関のセンター員をしており、これまでは北米・南米(といっても、主に米国)の最新実務・判例を研究し、研究結果を会員(弁理士)に提供する「米州部」に所属していたのですが、今年度は色々と大人の事情?もあり、日本情報発信部という部署のまとめ役を務めさせていただくこととなりました。
日本情報発信部は、その名の通り日本の知財情報(魅力)を海外に発信し、海外から日本への特許出願を増やそうという目的を掲げています。
ウィズコロナが進んだことで、今年は4年振りに代表団を連れて海外(特に米国)でのセミナー活動もできるのではないかと期待していますし、それが実現できるよう微力ながら頑張りたいと思います。
4. Law School
Law Schoolは、今週がSpring Semesterの期末試験でした。今期はProfessioal Responsibility、平たく言えば弁護士倫理についての講義を受けていたのですが、時間切れで全問回答できなかったのは今回が初めてでした。
でも、去年より明らかに問題数が増えていたので、きっと他の人も時間切れだっただろうな、と思ってあまり気にしていません。笑
ようやく単位が溜まってきたので、Law Schoolに通うのはあと1学期か2学期になると思います。
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