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おしごとのメモ

仕事の経緯

18歳 ビジネスの世界へ




通信関係の代理販売を扱っている会社にて

営業マンとして初めてビジネスの世界へ


当初は仕事に対するモチベーションは自分のため

自分が稼ぐため、周りにいい顔をしたい

そんな動機で働いていた

営業マンとして結果を出せるようになると

後輩の育成から始まり組織のマネジメントを担当することになり

日々イライラしていた

自分のために働いているのになぜ他人の面倒を見なければならないのか

 ”多馬力” という仕事の仕方を理解していなかったからである

世の中の成功者は自分の力のみで上り詰めているものだと

そう思っていた


思えば当時の社長には本当によく教育をしていただいた

仕事の向き合い方だけでなく ”人生観が変わるほどの教育” を



一個人(一馬力)の力では、漠然と思い描いていた成功者にはなれない

自分にはカリスマ性がないこと、天才でもないこと

ただの普通のサラリーマンだったことに気づかせてくれた



20歳 事業立ち上げ

それから社内での新事業の立ち上げのチャンスをいただけることになり

部下と向き合う時間が増えた


今まで自分のためにしか働いてこなかった

そんな自分を変えるきっかけとも言えるチャンスだった


数字(売上・利益)を上げるために多馬力をうまく活かすことが重要だ

この言葉を皮切りに

簡潔な言葉では表せないほど、深くマネジメントを学ばせてもらい

一括りに ”他人” ではなく一人ひとりの ”人間” として

接するようになった


そして売上・利益が出せているのは

常に自分だけの力ではなく、部下の力、上司の力、会社の力があってこそ


多馬力の強さを思い知った


22歳 起業


自分で組織をゼロイチで作りたい

聞こえはいいが、結論から言うと ”過信” であった


会社組織にいたからこその立場であり、信頼があったことを知り

組織から離れてしまえば具体的な実績がない経営者1年生となった


はじめは泥臭く今まで行っていた代理店のような営業をひたすらに行っていた

しかし十分な売り上げを出すことが出来ず

従業員が一人、また一人と離れていった


いくら相手のことを考えようと育成をしようと

同時に経営も行わなければならない

当時22歳の若造には完全にキャパオーバーであった


そんな折、友人からの紹介で

現場仕事のチェーン展開を行っている社長さんに出会い

多馬力の多様性に驚かされた


最初は仕事を卸してもらいながら生計を立て

リファラルで働いてくれる仲間を集め事業の拡大を目指した


24.5歳 亀裂


3年間はうまくいっていた

公私ともに充実はしていたが


事業の展開を考え始めたころ経営陣に亀裂が入った


想定を全くしていなかった事態であった


当時の役員とは常に一緒にいて目指している目標も一緒だと錯覚していた

いや、当初は一緒だったはずだが

時がたつにつれ自分と役員の目指しているモノがずれていったのだ


誰しもが同じ目標を何年も追い続けることは難しい

その時の環境、それまでの経験によって

目標は変わっていくものなのだと気づいた


そこから一年ほどの時間を使い

それぞれの目標に分かれて進むための準備を行った

修正できるほどの簡単なずれではなかった


25.5歳 再スタート


当時抱えていた事業のうち

自分が現場から入り拡大していった事業と

自分についてきてくれる仲間を引き連れ

友人のベンチャー企業の事業として落とし込んだ


そこで事業の拡大と新事業を立ち上げさせてもらい


お世話になっているのが現状である。



 ”十人十色” とはよく言ったもので

自身で経営から立ち上げ、撤退、離散、拡大、縮小を経験し

その中で色々な人間模様を観察し、理解した

ただ、いまだに人間とは実にカラフルで理解しきれない



日々成長していくことの楽しさ

人と触れ合うことの楽しさ

お客様がいてお仕事ができる楽しさ


そんな毎日を過ごしている。




楊田曾

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