【ユンゲ・フライハイト紙】気候: 気象学者: 降水量の多い年は増えている

2020年2月24日
ライプツィヒ: 気象学者のSebastian Baldersが、ドイツで降水量が減っているという命題に対して反論した。「過去三十年においては、つまりは1990年からは、むしろ傾向として降水量の多い年は、むしろ増えてさえいるというのがわかります」、こう彼はMDRに語っている。

またここ二年間のドイツにおける雨の少ない夏やオーストラリアにおける森林火災は、降水量の減少を示唆するものではない。これまでも非常に雨の少ない夏というのは、ずっとあったのである。

ブランデンブルクやベルリンでは降水量は増加している
さらに地域による若干の差異が存在している、こうBaldersは付け加えている。「100年間という単位で観察をして、ザクセンを例として取りあげてみると、傾向として降水量が若干減少しているということができます。しかし本当に最小程度です。それに対してブランデンブルクやベルリンにおいては、降水量は増加しています」。

このドイツ気象庁の気象学者が強調するところでは、過去百年間の気候のモデルによって、地球規模の降水量の展開についてのいかなる手がかりも得ることができないのだ、ということを強調している。そんなことはまったく不可能なことなのである。

https://jungefreiheit.de/wissen/umwelt/2020/meteorologe-regenreiche-jahre-haben-zugenommen/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?