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なんのためにお金を使いたいか、考える。

ラオスのルアンパバーンはとても小さい街。メコン川も道もお店もとても綺麗。THE 観光地、と言う感じは否めない。ローカルの人が住んでいるエリアと、観光地が完全に分かれている。

メコン川に大きな橋がかかっている。その橋を渡ったところに、ローカルの人が住んでいるエリアがあり、橋を渡った途端に英語が全く通じなくなる世界があると聞いた。ルアンパバーン初日に出会ったスイス人のトニーが言っていた。


もちろん、行ってみた。(お母さん、ごめん。)

ちょっと、壊れそうだったけど、無事に渡れた。

渡った先は、さっきまでいたルアンパバーンとはちょっと違かった。道沿いでたくさんの女性が野菜を売っていた。ハノイよりは、やはりまだまだ全然発展していない。貧しかった。でも外国人に見慣れているからか、ハノイほどキョロキョロ見られたりはしなかった。(それとも私がただ現地化しているからなのか。)

とりあえず、看板が何も読めなかったので、大人しく帰った。

ラオスは東南アジアの中でも特に貧しく、発展が遅い国だと聞いていた。ルアンパバーンの観光資源が今のところ、強みのよう。観光地だけを見ると整えられていて綺麗だけど、やっぱり他の部分はまだまだ貧しいんだと感じた。


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泊まっているゲストハウスの近くを歩いていたら、素敵な笑顔の男の子が店の前で呼びかけをしていた。あまりにも呼びかけがへたっぴなので、観光客は誰も立ち止まらなかった。

そのかわり、ローカルのラオス人が集まっていたので寄ってみることにした。

なんでも、ラオスの北の田舎の村から家族と友達を助けるお金を稼ぐためにルアンパバーンに出稼ぎに来た男の子2人が経営しているバーだった。

2人は、ここから161km離れたMuang Meuyという村の出身らしい。ここで儲かったお金は、村で学校や橋を創るための資金にしたいそう。

2人が全て自分達で創ったようだ。

"Help these nice people!"


HAPPY HOURに行ったら、無条件で2杯運ばれてきた。モヒート。

彼が、呼び込みをしていた25歳の青年。ベトナムで4年間勉強していたそうで、ベトナム語がペラペラだった。ちなみに、ほとんどのラオス人はタイ語も話せるらしい。ほぼ同じなんだとか。

いいお酒があるよ!と、持ってきたラオスのお酒。ベトナムと同じだ。ベトナムでも手作りのお酒が各家庭にあって、50℃くらい。ちょっと口をつけたけど、やっぱりエタノールだったのでやめた。


蚊と戦っていたら、さっきの彼が買ってきてくれた。ムヒ的なもの。ラオス人、優しい。


お店を始めた2人。いとこらしい。

夕飯を作っている。「お酒を入れると、マイルドになる!」と、言っているシーン。

地元の人たちが集まるお店だった。次々と、友達が集まる。みんなお酒が大好きで、何度も乾杯を迫ってくる。これはベトナムと似ている。

LAO FRIEND BAR
OPEN:5PM-11:30PM
Utopiaというルアンパバーンで有名なカフェの近く


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自分のお金の使い方を少しずつ、考えるようになった。どうせ使うなら自分が気に入った場所、好きな人に。ナイトマーケットに行ったら同じものを売っているお店がたくさんある。どうせ買うなら、一生懸命接客を楽しむ人や優しく教えてくれる人の元で買いたい。


〜今日のラオス〜



※ちなみに「世界一のカフェ」とルアンパバーンで知る人ぞ知るUtopiaカフェで書いています。

メコン川一望!寝れる。店員さんが優しい。Wi-fiよし。

Utopia
OPEN:8AM-midnight


いつも見てくださっている方、どうもありがとうございます!こうして繋がれる今の時代ってすごい