見出し画像

【パーマカルチャーデザイナーvol.40】Yukako Kiyama

これはパーマカルチャーデザインコース(以下、PDC)を修了したパーマカルチャーデザイナーたちのリレーコラムです。

※パーマカルチャーとは
"Permaculture is a dance with nature, in which nature leads."
パーマカルチャーとは自然に導かれる自然とのダンスのようなもの。
Bill Mollison

ビル・モリソン

#40 Yukako Kiyama

はじめて会ったのはフィルが企画したPermaculture Design College(Pawadeco)2018。その後、流れるままに千葉に移り住んだきこりんは出会った頃の葛藤や戸惑いの殻を破ったように一歩一歩自身の道を歩んでいる。PDC2021を受講し、PDC2022ではスタッフとして活躍する彼女の細やかなケアと明るい笑顔にはコース全体が支えられています。
新たな旅立ちとなる2023年も豊かな日々になりますように。

Q1.あなたについておしえてください

千葉県鴨川市を中心に移動式あそび場「あそび屋さん」として活動し、子ども向けのワークショップなどの企画をして、最近は全国ふらふらしてます。

@Namie   
PDC 2021

大学2年生の時に初めてパーマカルチャーという言葉と概念に出会い、そこからこの文化が地道に深く今の自分を形成することに大きく影響している気がする。

大都会(シンガポール)で生まれ、4歳から東京で育った私は虫も触れない・自然に興味ない・習い事漬けの塾三昧な子ども時代を過ごしてた。

そんな自分がなんでパーマカルチャーに心動かされて、今山の中で子どもたちと遊んだり子どもたちと泥だらけになることを喜ぶようになったんだろう。

その理由を今でも探っているけれど、小学生の頃から保育士になることを夢に進んできて、最近では自分ならではの子どもとの関わりをつくることが出来てる気もしている。

2020年3月まで都内で保育士として働き、その年から世界の子どもの暮らしの場やパーマカルチャーサイトをめぐる旅に出ようとしていた。
新型コロナウイルスの影響で渡航が出来なくなり、これからどうしようと迷っていた時に千葉県鴨川市に移住した友人家族の家で住み込みシッターをやることになってから生活が大きく変化していった。
そこからちんたら村という保育士仲間が作ったフィールドで暮らしながら、里山保育とフィールド整備などをして一年半過ごした。
四季の移り変わりをダイレクトに感じ、集落の人・近所に住む友人・都内など各地から訪ねてきてくれる人たちと共に作る村づくりは決して1人では出来ない、人や生き物との自給自足的な暮らしそのものだった。

@Jun. T 
ちんたら村

Q2.パーマカルチャー デザインコースを通して

NZでWWOOFをしていた時に出会った友人のPaulに、「日本でパーマカルチャーをもっと学びたいけど、どこに行けばいいか迷ってるんだ〜」と相談したら、即答で「Phil Cashmanの所がいいと思うよ」と教えてくれた。

その日からいつかPhilたちのやるPDCに参加することを楽しみにしていて、まずはPAWADECO(パワデコ・若者向けのパーマカルチャーカレッジ)に参加、その後の2021年のPDCも受講することができた。

今まで積み重ねてきた学びをPDCでさらに自分の中に落とし込み、チームと共にデザインプロジェクトというカタチでアウトプットしていくプロセスが面白かった。

全国各地で活動してる仲間とも出会い、新型コロナウイルスがきっかけで千葉にしばらく篭っていた自分に「そうだ、私旅したかったんじゃん!」と思い出させてもらえる機会にもなった。

講師3人やスタッフ、みんなと一緒に囲んで食べたご飯は毎回美味しくて、笑いの絶えない時間だったのも思い出。

Q3.あなたにとってパーマカルチャー って

自然のシステムを理解することと自分の求めてる豊かさや気楽さを実現させるために活用できることがたくさん詰まっているのがパーマカルチャーと感じてる。

パーマカルチャーのメガネをかけて、見てみること・やってみることの面白さをこれからも大切にしていきたい。

そして、子どもたちとの日々にも活かしていき、生命を育む活動をこれからも続けていきたい。

来年の2月末からはワーホリしながら世界を周ることにした。各国の子ども×パーマカルチャーな場を見て、いろんなアイディアを日本に持って帰ってくることに今はワクワクしてる。

Q4.PDCの中で次にバトンをつなぎたい人とその人の印象

福岡達也さん

達也さん家族の家で住み込みシッターをしたことがきっかけで千葉に移住して、今では居候して半年以上(笑)

好きな事にはまっすぐでマイペースでありながら、家族やコミュニティのために多方面からのサポートをしてる達也さん。
年齢近いはずなんだけどびっくりするぐらい落ち着いててお父さんみたいな雰囲気。

一番身近でパーマカルチャーを実践し、家族・コミュニティでの暮らしをしている達也さん・梓さん・多羅、動物たちの懐の深さや温かさには今までに何度も何度も助けてもらってる。
とても大切でスペシャルな家族。
「いつもありがとう」の気持ちを込めてバトンを繋ぎます。

__________________
木山 由香子
Yukako Kiyama
Instagram @sekaitabi_ykkrn
https://lit.link/ykkrn
___________________

2022/11/7 立冬

この記事が参加している募集

#自己紹介

230,124件