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2024年1月 - 今月のスナップとエッセイ

時候の挨拶

 2024年が始まった。年を追うごとに、年越しがどうでもよくなっていく。一年の計は元旦にありというが、元旦は寝過ごした。

 その夕方に大地震が起こった。その時わたしは、PCの前でビールを飲みながら、昨年撮りためた旅行動画を編集していた。
 ゆっくり長く揺れる。最初は、酔っ払って動悸がしていると思った。また飲みすぎたと。しかしぐらんぐらん揺れ続ける。しばらくしてから「遠くで大きな地震が起きた」と理解した。
 震源は能登だった。金沢旅行をしたとき、日本海を見たいと北陸鉄道に乗って内灘町まで行った。次は能登まで行きたいなと思った。昨年末には、Googleマップで能登半島を眺めていた。災害はいつも一瞬で日常を破壊する。

 落ち着いたら、必ず能登へ旅行しよう。だって行きたかったのだから。それがきっと、わたしができる支援のひとつだ。

 この度の震災により被災された皆様、ならびにそのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

週末1000字エッセイ

 1年間限定で、週末1000字エッセイを始めた。300円で買いきりマガジンとして販売している。
 今のところ続いている。1000字はとても書きやすい。そして今、月末エッセイを書いていて思う。月始めのことは、あんまり覚えていない。
 わたしの記憶力の問題かもしれないが、本当に思い出せないのだ。出来事はある程度覚えているのだが、その時感じたものは、手元には残っていない。それが何だか虚しく感じるのだ。

 週に1回、些細な出来事や感情を1000字で包みこむ。生きているわたしを残す。この言葉が風に乗って、どこかの誰かに届いてくれたら、それで嬉しい。

写真展の開催

 わたしも運営に携わっている静岡写真コミュニティ“Shizuoka ShutterBugs”が、今春グループ写真展を開催する。場所は、静岡市葵区にあるギャラリー“青い麦”。

 企画は昨年から始まった。コミュニティメンバーから、写真展参加者を募り、月2回ほどオンラインミーティングをしたり、会場下見に行ったり、展示方法を模索したりして、準備を行っている。メンバーは皆積極的で、いつも助けられている。

 多くの人が集まると、出来ることが増える。それを、とても実感している。苦手な人が得意な人に教えてもらったり、それぞれが持っている知恵を出し合って、イメージを形にしていく。学園祭のような懐かしい感覚だ。

 わたし自身、写真展に自分の作品を展示していただいた経験は何度かある。しかし、このように主体的に動くのは初めての経験だ。まだまだやることはたくさんあって、試行錯誤しながら進めている。
 大人になって新しいことに挑戦する。なかなか出来ない。この機会と出逢えた人たちを大切にしたい。

新年会とあぶられる鯖とブレた写真。

X100Ⅵが欲しい

 これは切実な話である。少しずつリークされているコンデジ、FUJIFILM X100Ⅵが欲しい。だいぶ切羽詰まっている。

 というのも、わたしのスナップ愛機であるFUJIFILM X100Fが、そろそろ寿命を迎えそうなのだ。
 ショット数10万以上(カメラ内ではそれ以上カウントしない)、傷だらけ、電池蓋が開かない(落とした)、液晶モニターが謎の色合いになる…などなど。言葉通り擦り切れるほど使った。もういつ壊れてもおかしくない。
 なお、X100Fの後継機であるX100Vは、中古価格が恐ろしいほど上がっている。それなら新品が欲しい。よって、最新機種の発表を心待ちにしているのだ。

 そう思いながらX100Fでスナップする。X100Fは、スナップの楽しさを教えてくれた。写真をより身近なものにしてくれた。感謝してもしきれない相棒である。彼が引退したら、部屋のオブジェとして、飾ってあげようと思っている。

 最近、レッグウォーマーを買ってから冬の外出がとても楽になった。これなら外の撮影も耐えられそうだ。
 それでは、良い写真生活を。

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