わたしのGW2020 -写真を愛する人ができるStay Homeのあり方。
みなさん、連休最終日いかがお過ごしでしょうか。
Stay Homeを厳守しているわたし。買い物でしか外に出ていない。
家の中でテンションを上げようと、連休初日は髪の毛をアレンジして可愛い服を着てみたが、最終日となると部屋着でキーボードを打っている。この差よ。
写真撮りにとって、外出できないことは結構致命的である。しかしこの状況下でも、zoomでリモート撮影を行っていたり、過去の作品をSNSに掲載したりと、各々工夫して写真に携わっているのを見ると、写真愛を感じて心地いい。
かくいうわたしにも写真愛があり、その断片を載せようと思う。
1.家で写真を撮る - ヒトを撮る
家の中で写真を撮る。夫婦ふたり暮らしなので、被写体は夫。
限られたものの中で、何を撮るかというのは、闇雲にシャッターを切るだけではできない。「こういう写真を撮りたいな」というイメージを作って、そこからアプローチしていく。とかっこよく書いてるが、要するに結構頭も使う。
ちなみにポートレートの知識は皆無である。
2.家で写真を撮る - モノを撮る
家に人がいないよ!ひとり暮らしだよ!という方。
昼間からお酒を飲んでないかい?え、うちだけだって?
ほろよいポートレート。
ポートレートは人物写真だから、ほろよいはポートレートじゃないだろというツッコミは自分でもうしているので置いといて。
わたしは”ほろよい サイダーサワー”を飲み干し、これ被写体になるな、と考えた。
光の当たり方を何通りも試してみると、どういう写真が撮れるのか勉強になる。それぞれ窓からの自然光、スマホのライトを使用したサイド光、X100Fの内臓フラッシュを使用している。
清涼感あるさわやかなイメージをもって、ほろよいと対峙する。完全に心は無である。撮影から現像までの時間集中すれば、空き缶ひとつでここまで楽しめるのだ。
写真を撮るうえでイメージは重要だ。カメラを始めた頃には気がつかなかったが、この世には作風がごまんとある。そして、ありがたいことにSNSではたくさんの作品を見ることができる。
たくさんの写真を見て、自分が撮りたい作風を理解し、それに近づくためにどうするかを考えるのもまた楽しい。
ちなみにほろよい以外も撮った。
おっと。
こちらはシングルモルトウイスキー、"トマーティン12年"(の空き瓶)。
空き瓶じゃなかったらもっとよかったね。美味しいから飲んじゃった。我が家ではちょっといい日に飲むお酒だ。
ねえ、クラフトボスにレモンティーあるの知ってた?わたし、知らなかったんだけど。
冷蔵庫から出したばかりで、表面に水滴がついてしまい、透明感が出せなかった。これもまた気づきである。
ちなみにモノ撮りの知識も皆無である。
3.家で写真を撮る - フィルムで撮る
連休前、いつも行く写真屋に寄った。このご時世だ。経済活動は低迷してる。自分の推しには惜しみなくお金を払おうと思い、”Kodak Funsaver”を買ってきた。使い捨てフィルムカメラである。
うちには写ルンですのストックはあるため、今回のチョイスはこちら。
GWが始まる前、わたしは夫と「この連休はこのカメラを使い切って写真を撮ろう」と約束した。結果、お互いがゴロゴロしている写真をたくさん撮っている。27枚撮りであと6枚撮れる。
この類のカメラの注意点は、室内では必ずフラッシュをたくことだ。そうしないと、写真全体が暗くなって、写らない。
そう書いたが、今回フラッシュたき忘れたのも、ある。それも思い出だ。2020年のGWの。
どんな写真が撮れているかな。現像するのが楽しみだ。
4.家で写真を楽しむ - 過去写真を再現像する
最後に、家での写真の楽しみ方である。過去写真を再現像する、これは多くのひとがやっていると感じる。
振り返ってみて改めて思う。自分の過去の写真は、生きてきた証である、と。過去の写真には、シャッターを切った感覚、撮りたいと思った衝動、一緒に行った人との会話、その空気を蘇らせる力がある。
そして再現像する、というのもポイントである。
再現像をしたとき、今の作風と昔の写真が重なりあう点を見つけると、自分の作品の軸が見えてくる。かみ砕くと、自分の心が動く瞬間がわかるのだ。
写真って、もしかしたら自分を知ることなのかもしれない。
まるで、過去の自分に会いに行くような、そんな旅をしてみてはどうだろうか。
それでは、良い写真生活を。
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