トゥシューズを履くための3つの条件
バレエのイメージといえば
「つま先立ち」ではないでしょうか。
つま先立ちで、踊るときには
「トゥシューズ」という
特別な靴を履きます。
しかし、
この「トゥシューズ」は
正しいトレーニングを重ねてからでないと、
履くことはできません。
バレエを始めてすぐには「バレエシューズ」と呼ばれる
ペラペラの靴で練習します。
トゥシューズが履けるようになるためには、最低でも次の3つの条件をクリアする必要があります。
条件 【その1】
ドゥミポアントができる
ドゥミポアントとは、
足指の部分のみを床につけて立つ動きです。
トゥシューズで、つま先立ちするには、
この「ドゥミポワント」という動きを
必ず行う必要があります。
そのため、
ドゥミポアントのときに、
しっかりと膝と足首が伸ばせているかが
重要なポイントの一つです♪
慣れないうちは、
バーにつかまって、片足ずつドゥミポアントの動きを覚えていきす♪
条件【その2】
引き上げができる
トゥシューズの底は、わずか直径4センチほどです。
そこに、全体重を乗せて立つわけですから
思いっきり足に体重を乗せることは、怪我に直結します。
普段から、
重心が、かかとに乗りすぎないように
意識しておくことが大切です。
脚や上半身ばかりではなく、身体の中心部分の筋肉を使うとラクに引き上げる事ができます。
条件 【その3】
筋力が備わっている
トゥシューズで立つためには、
様々な筋力が必要ですが、
なかでも大切なのが、「足裏」の筋力。
バレエシューズのときから、
足指の腹で床を蹴ってレッスンできていることが
大切です。
しっかりと足裏で床を押す事ができると、「床反力」という床から押し上げてくれるエネルギーを使う事ができるので、バレエの様々な動きがスムーズにできるようになります。
いかがでしたでしょうか?
トゥシューズに関するエビデンスは子供に向けたものは
学会等で発表されてきていますが、
大人がトゥシューズを履くことのできる基準について、
明確に示したものは存在していません。
ですので、今回は
あくまでも参考程度の条件ではありますが、
あなたがトゥシューズを目指す
希望の光になったら嬉しいです♡
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