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大人バレエの教科書

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あなたが歳を重ねるほどに、美しく、楽しく、しなやかになるバレエのエッセンスが詰まっています♪
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#オンラインバレエ

タンデュのつま先を伸ばすときに大切すぎること。

タンデュなどで つま先を伸ばしたいとき、 何か気をつけていることは ありますか? (タンデュとは  正式名称:バットマン・タンデュ。  バレエで足を伸ばす基本の動きをいいます。) 足指を伸ばす!? 脚を遠くに出す!? 正しい方向に出す!? YES!!YES!! どれもタンデュには 大切なポイントですよね。 でも、 一番大切なポイントを お忘れではないでしょうか? それは、、 そう!! 「ドゥミ・ポアントを使うこと」 ドゥミ・ポアントとは demi (

「ルルベ」と「ライズアップ」ココが違う!!

バレエのレッスンで よく登場する動き 「ルルベ」 と 「ライズアップ」。 あなたは、この2つの違いを しっかりと使い分けられていますか? 「ルルベ」と 「ライズアップ」は どちらも、 完成形としては同じです。 かかとを上げて、つま先立ちになることを 示します。 でも、この2つには 決定的な違いがあるんです!! それは 何かというと・・ 〝プリエ!!!!〟 ルルベをするときは 必ず、プリエ(膝をまげる動き)をしてから つま先立ちになります。 そもそも、 ル

大人からバレエをはじめた人でもあっという間に上達する、たった一つの秘訣。

大人になって、 バレエを習い始めると 慣れない動きや 新しいステップに戸惑ってしまうこと ありませんか? そんなとき、 「やっぱり大人からじゃ  遅いのかな…」 「もう歳だからなぁ」 なんて、思って 上達することを 自ら遠ざけてしまっていませんか? いえいえいえいえ!!!! 大人になって、 バレエをはじめたからこそ、 上達できる秘訣があるんです。 それは、 「理解して動くこと」 人間は加齢による 神経機能の変化に伴って、 スキルの習得の方法が 異なりま

ワールドバレエデーって知ってる?

今年も「ワールドバレエデー」の 季節がやってまいりました!! と言っても、 日本ではまだまだ馴染みの無い 「ワールドバレエデー」。 「ワールドバレエデーって何?」 「聞いたことはあるけど、  何するのかよく分からない・・」 というあなたへ、 今日は「ワールドバレエデー」について お伝えしていきます♪ 🌍ワールドバレエデーとは・・ 毎年10月に開催される 世界的なバレエのお祭りの日!! 各国のバレエ団が 中継を結び、 リハーサルやレッスンなど 普段は関係者以

バーレッスンが上達する3つのポイント

世界中のバレエダンサーが レッスンのとき、 必ず最初にすることといえば? そう、 それは、 バーレッスンです。 有名なトップダンサーも、 一流のバレエ学校の生徒も、 バレエ教室の生徒も、 必ず、バーにつかまって 身体を動かすところからレッスンが 始まります。 バレエの基礎を 身につけるための大切な練習ですね。 ですが、 この「バーレッスン」、 ただバーに つかまっていれば良い! なんて思っていたら オオマチガイ!! 実は、その 「バーの持ち方」こそが

バレエで「内もも」は使ってはいけない?!

バレエのレッスンで 「内もも使いましょう♪」 「もっと内もも意識してー!」 と、先生に 言われたことありませんか? バレエの動きで 必ず登場する「内もも」。 とても大切な 筋肉の一つです。 バレエの動きでいうと 5番ポジションに 足を重ねたり、 タンデュで出した足を 閉じてきたり、 足を寄せて 軸をつくるときに 大活躍する筋肉です。 ですが、 やたらに 「内もも」を使うのは 危険です!! その理由として、 そもそも、 「内もも」の筋肉の正体は 「

バレエの「内もも」に隠された秘密。

バレエのレッスンのとき、 内もも使って 足を動かして! もっと内ももを 意識して!! と先生から 注意を受けたこと ありませんか? バレエでは よく聞かれるセリフですよね・・ でも、 わかってはいるけど なかなか 上手く動かせない・・ という人には ある特徴があるように思います。 それは、 内ももをまるごと 動かそうとしている!!! ということ。 もしかして、 あなたも 内ももの筋肉が 1つだと思っていませんでしたか? 実は、 以前まで私も、 内も

美しいアームスを手に入れるたった一つの秘訣。

あなたのアームス、 しっくりきてますか? アームスとは バレエの腕の使い方のこと。 バレエでは アームスのポジションは 基本の4つの型によって成り立っています。 (左から en avan アンナヴァン・a la secondeアラセコンド・en basアンバ・en hout アンオーといいます。) ですが、 どんなに基本の型を 忠実にマスターしようとしても なんだかしっくりこない・・ ということ、結構多いんですよね。 もしかして、 あなたも ポジションは合っ

目が回らなくなる「顔の付け方」♪

バレリーナがくるくる回っても 目が回らない理由・・ それは 顔をつけているから! 「顔をつける」とは、 回転しているときに、目が回ってしまわないように あらかじめ、1点の的を絞っておくことをいいます。 【顔の付け方】 (右回転をする場合) STEP1   正面に、的を定め 頭はずっと正面のまま、 体を右に回転させます STEP2 体が90度以上周り、 首が引きちぎれそうになったら すぐに頭を 右に回し、正面の的を見ます。 STEP3 遅れて体も ついて

柔らかい身体をつくるストレッチの秘訣♪

バレエでは体全身をつかって 踊るので、しっかりとストレッチをして 柔軟性を身につけることは 安全に踊る上でも、 美しさを培うためにも必要です。 でも、 欠かさずストレッチを 一生懸命、続けているのに ぜんぜん 柔らかくならない・・と 感じていませんか?? もともと 体が硬いから無理なのかな。 これもきっと 年齢のせい。 なんて 諦めてしまう前に あなたに、 見直してほしいことがあります! それは、 同じストレッチばかり してないか? ということ。

しなやかな長いアームスに魅せる秘訣

バレエを習っていると 長い手足のバレリーナに憧れる〜♡ と思うこと ありませんか?? バレリーナの 踊りを見ると 同じ人間とは思えないほど 手足が伸びやかで 見惚れてしまいますよね〜♡ 同じように 踊っているつもりなのに、 自分とは なんだか違う・・ これも もともと 腕が短い骨格のせいかな。 なんて、 諦めようとしていませんか?? 実はそれ、 腕の方向が間違っているだけ かもしれません。 たしかに、 人それぞれ 身体の骨格やパーツは異なります。

バレエの「引き上げ」の法則♪

あなたの体、 引き上がっていますか?? バレエでは、 ステップを軽やかにつなげたり、 バランスを安定させるために 「身体を引き上げる」という言葉が、 よく使われます。 上半身がドッカリと 下半身に乗ってしまうと、 足を自由に動かすことができなくなってしまいます。 そのため、 バレエでは 「体を引き上げる」ことが とても大切です♪ ですが、 普段、地球で生活している私たちにとって、 引力に逆らって「体を引き上げる」のは なかなか難しいですよね・・ そんなとき、