「ルルベ」と「ライズアップ」ココが違う!!
バレエのレッスンで
よく登場する動き
「ルルベ」 と 「ライズアップ」。
あなたは、この2つの違いを
しっかりと使い分けられていますか?
「ルルベ」と
「ライズアップ」は
どちらも、
完成形としては同じです。
かかとを上げて、つま先立ちになることを
示します。
でも、この2つには
決定的な違いがあるんです!!
それは
何かというと・・
〝プリエ!!!!〟
ルルベをするときは
必ず、プリエ(膝をまげる動き)をしてから
つま先立ちになります。
そもそも、
ルルベ (releve)はフランス語で、
『持ち上げる、引き上げられた』という意味です。
ですので、
下から力強く持ち上げるように
アップします。
一方、
ライズアップ(rise up)は
プリエなしで、
つま先立ちになります。
ライズアップ(rise up)は
『上昇・上がる』を意味します。
(サンライズのライズですね♪)
なので、
朝日がスーーっと昇るように
体を持ち上げます!
「ルルベ」と
「ライズアップ」をするときの
ポイントとしては、
「ルルベ」は
床をしっかりと足裏で押してから
立ち上がるので、
まず「かかと」を
きちんと床につけることが大切です!
一方、
「ライズアップ」の場合は、
「かかと」ではなく、
まずは「両耳」を上に
引っ張り上げるように意識をすると
首も長く美しいまま
立ち上がることができますよ〜*
バレエでは
同じ形やポーズをつくる上でも
途中経過や
動きの導線によって
ポイントや意識すべきところが
違ってきます。
ただ形を真似るのではなく
動きの意味や仕組みを
理解すると
踊りの質が
さらにアップします♪
「ルルベ」と「ライズアップ」を
きちんと使い分けて
体も気持ちも
アゲていきましょう〜♪
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