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大人バレエの教科書

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あなたが歳を重ねるほどに、美しく、楽しく、しなやかになるバレエのエッセンスが詰まっています♪
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#オンラインレッスン

足裏を鍛えているのに、ルルベが高くならないたった一つの理由。

レッスンのとき、 先生に 「かかとが低い」って 注意される… ルルベを高く しようとしても、 すぐ落ちてしまう… と感じること ありませんか? バレエ特有の つま先立ちの動き… ルルベ!! シンプルな動きのように 見えても 実際にやってみると、 思ったようにカカトが上がらなかったり、 グラグラしてしまったりして、 上手くいかないことも多いですよね。 ルルベが上手くいかない理由として 考えられる要因は いくつかありますが… なかでも、 おとなバレエで 多い

肩を下げる時、こんな3つの間違いしていませんか?

踊っていると いつのまにか肩に力が入ってしまう… 下げているつもりなのに 「肩下げて!」と先生に注意される… そんなお悩み 抱えていませんか? 足のステップが忙しかったり、 動きに集中していたりすると、 肩までコントロールするのって 難しいですよね… そこで今日は 肩を下げる時に おとなバレエ初心者の方が 間違えやすい3つのポイントを ご紹介しようと思います。 1)肩の位置が違う「肩下げて!」 と言われた時、 肩のどこを下げようとしていますか? おそらく 一

バレエのセンスがある人。ない人。

あなたは バレエのセンス、ありますか? …と、 聞かれたら あなたは何と答えますか? 自信を持って 「ある!!」と 言える人ももちろんいるでしょうが、 なかには 「いや・・う〜ん・・」と 答えに詰まってしまう方も いるのではないでしょか。 「センス」って 目に見えるものでも お店で買えるものでもないので 判断が難しいですよね。 それに、 「センス」というと 生まれ持った特別な才能や、 特異な超人的能力のようなイメージで、 「センスがある」って なかなかハイ

タンデュのつま先を伸ばすときに大切すぎること。

タンデュなどで つま先を伸ばしたいとき、 何か気をつけていることは ありますか? (タンデュとは  正式名称:バットマン・タンデュ。  バレエで足を伸ばす基本の動きをいいます。) 足指を伸ばす!? 脚を遠くに出す!? 正しい方向に出す!? YES!!YES!! どれもタンデュには 大切なポイントですよね。 でも、 一番大切なポイントを お忘れではないでしょうか? それは、、 そう!! 「ドゥミ・ポアントを使うこと」 ドゥミ・ポアントとは demi (

バレエノート書いてますか?

バレエノートとは、 レッスンで注意されたことや アドバイスをメモしたり、 書き残したりするためのノートです。 ノートに書いておくと レッスンで注意されたことを振り返ったり、 自分の癖を見直したりするのに とっても役立ちます。 じゃあ、 私も バレエノート作ろー♡と思ったあなた。 ちょっと 待ってください!! バレエノートは、 ただ言われたことを 書いているだけでは 意味がないんです。 大切なのは 〝解き方〟まで書かれているか ということ。 バレエノートに大切な

バレリーナがゼェゼェ息をしなくても踊れる理由

ちょっとした坂道や 階段を登っただけで、ゼェゼェ ハァハァしてないですか?? 「歳かしら・・?」なんて思っているあなたへ。 それ、 「バレエの呼吸」が  出来ていないせいかもしれません。 バレリーナは、 跳んだり回ったりしていても、 舞台の上では、苦しい顔ひとつせずに 踊っています。 その秘訣は、 呼吸の仕方!! バレエでは、 背中を使って呼吸をします♪ 口はあまり大きく開けずに 鼻から吸い込んだ空気を 背中に広げるように吸い込み、 スーッと細く吐き出します

あなたに合ったレッスンを見極める方法。

バレエのレッスンは 基本の流れは全世界共通です。 初めは バーにつかまって、 基本の動きを繰り返すことから 始まります。 これは 有名なバレリーナも 海外の一流ダンサーも同じです。 でも プロと同じレッスン 真似したとしても 同じように踊れるようには なりません。 その理由は、 レッスンの目的が違うから。 プロのバレリーナの レッスンは 舞台で踊るためのレッスンです。 すでに必要な筋肉や 基本の動きは 身につけてた上で 動きの可能性や 技術のクオリティを

大人のバレエはここでつまずく。

バレエのレッスンでは 頻繁に不思議な言葉が飛び交います。 例えば お腹を使って 足を上げて! (お腹と足つながってないのに?) 羽から伸ばすように〜  (羽根生えておりませんが?) 軸使って!!   (軸ってどこ?) などなど。 なんとなく 言わんとすることは 伝わるような気がしますが、 きちんと理解できませんよね。 これこそ、 大人のバレエでつまづく最大のポイントです。 つまり、 注意の言葉の意味がよく分からないまま 自分なりに解釈して

優等生タイプほどバレエが上手くいかない理由。

さて、 今日のテーマは 「優等生タイプほどバレエが上手くいかない理由」。 真面目で頑張り屋さんの 優等生ほど 実は、大人のバレエは 上手くいかないんです。 その理由は、 「一生懸命練習するから」 もしかして あなたも、 なかなか上手く出来なかったり 難しい動きがると 「頑張って練習します!」 「努力します!!」 なんて言ってませんか?? 優等生タイプに 多いセリフです。 ですが、 これをよく言う人って これまでも頑張ってきてませんか? きっとこ

目が回らなくなる「顔の付け方」♪

バレリーナがくるくる回っても 目が回らない理由・・ それは 顔をつけているから! 「顔をつける」とは、 回転しているときに、目が回ってしまわないように あらかじめ、1点の的を絞っておくことをいいます。 【顔の付け方】 (右回転をする場合) STEP1   正面に、的を定め 頭はずっと正面のまま、 体を右に回転させます STEP2 体が90度以上周り、 首が引きちぎれそうになったら すぐに頭を 右に回し、正面の的を見ます。 STEP3 遅れて体も ついて

しなやかな長いアームスに魅せる秘訣

バレエを習っていると 長い手足のバレリーナに憧れる〜♡ と思うこと ありませんか?? バレリーナの 踊りを見ると 同じ人間とは思えないほど 手足が伸びやかで 見惚れてしまいますよね〜♡ 同じように 踊っているつもりなのに、 自分とは なんだか違う・・ これも もともと 腕が短い骨格のせいかな。 なんて、 諦めようとしていませんか?? 実はそれ、 腕の方向が間違っているだけ かもしれません。 たしかに、 人それぞれ 身体の骨格やパーツは異なります。

バレエの「引き上げ」の法則♪

あなたの体、 引き上がっていますか?? バレエでは、 ステップを軽やかにつなげたり、 バランスを安定させるために 「身体を引き上げる」という言葉が、 よく使われます。 上半身がドッカリと 下半身に乗ってしまうと、 足を自由に動かすことができなくなってしまいます。 そのため、 バレエでは 「体を引き上げる」ことが とても大切です♪ ですが、 普段、地球で生活している私たちにとって、 引力に逆らって「体を引き上げる」のは なかなか難しいですよね・・ そんなとき、

トゥシューズを履くための3つの条件

バレエのイメージといえば 「つま先立ち」ではないでしょうか。 つま先立ちで、踊るときには 「トゥシューズ」という 特別な靴を履きます。 しかし、 この「トゥシューズ」は 正しいトレーニングを重ねてからでないと、 履くことはできません。 バレエを始めてすぐには「バレエシューズ」と呼ばれる ペラペラの靴で練習します。 トゥシューズが履けるようになるためには、最低でも次の3つの条件をクリアする必要があります。 条件 【その1】 ドゥミポアントができる ドゥミポアントとは

はじめにプリエをする理由。

バレエのレッスンで 一番最初に習うのが「プリエ 」と呼ばれる動きです。 プリエ (plie)とは・・ 「折りたたむ」という意味のフランス語が語源です。 この膝を曲げる動きのことを指します。 カエルみたいな格好ですよね。。 お相撲さんみたいだけど、 これバレエに必要なの?? と思った方、 きっと少なくはないはず!! でも、このプリエ、 最初にバレエで習う大切な理由が ちゃんとあるんです♪ プリエを最初に習うのは バレエの「受け身」だから! 柔道などの「受け身」っ