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29歳で「アイルランド語学留学」と「世界旅行」をしようと考えた理由

来年の5月。29歳になる年に、新卒で6年勤めた会社を辞めて、アイルランドへの語学留学をします。
その後、数ヶ月かけて色々な国を見て回る予定です。

そんな決断に至った理由を言葉にして、自分の頭を整理したり、同じような年齢で海外渡航を考えている人の参考になったりすればいいなと思いました。

ということで書いてみます。


どんなプラン?

今考えている計画はこんな感じ。

2025年
3月 退職
4月 準備、会いたい人に会っておく
5月 アイルランド渡航
|  バイトしながら語学学校に通う(半年)
11月 卒業(ネイティブ大学生レベルになってたい)

2026年
?月 世界旅行(詳細考え中)
?月 帰国して転職

ダブリンの語学学校はすでに申し込みと入金が終わってます。
ただ卒業後、すぐ世界旅行に出かけるのか、ワーホリでどこかに滞在するのか、とかは考え中です。
まだそこまで具体的じゃないですね。

世界旅行の中で出会う人とディープに話して他国を味わい尽くしたい。
そのために、ネイティブの大学卒業レベルの英語を話せるようになりたい。

…という方向性までが決まっている状態です。


決めるに至った理由たち

今回の判断は、大小いくつかの経緯がちょうど噛み合った結果だと感じているので、ちょっと並べてみます。

【うっすらした伏線】もともと「世界一周旅行してみたい」「英語話せるようになりたい」と思っていた

大学時代に何度か海外に行き、「もっと色んなところに行けたらな」とぼんやり思っていました。

「世界一周に必要なお金は、何年すれば貯まるのか」という計算をしたことがあり、なんとなく貯金を眺めるときの視点のひとつになっていました。
(かといって、絶対いく!みたいな意識はなかった)

非常に雑なメモ
だけどこのくらいざっくり勘定してみるってのも、大切な一歩だったかも

英語に関しては、高校時代に得意&好きな科目でした。(でも大学ではテキトーにやってた)

あとは、仕事で海外出張にいったときに、英語ペラペラの後輩を見て「うわー楽しそう」「英語をペラペラに話せる感覚ってどんなだろう」と考えたことがありました。

どちらも、単体では今回の決断に繋がらないほどうっすらした理由ですが、重要な土台にはなっている気がします。

【良きタイミング】転職を考える時期だった

新卒で入ったいまの会社は、人や機会に恵まれ、予想もしない貴重な経験ができる場所です。

ただ、いかんせん広く浅い&カテゴライズが難しい仕事が多くて…(いまは社長のゴーストライターみたいなことしてます。謎でしょ?)

しかもそれは会社都合で任された、必ずしも自分で掴み取ったわけではない仕事だったので、「自分の意思と責任で次の進路を決める、ということをしたい」と考えるようになりました。

そして、1~2年後の転職を意識して、転職エージェントと相談したりして、次の進路を何パターンか挙げているところでした。

職務経歴書の一部
まだ洗練されていないけど、頭の中はだいぶ整理された

つまり、「今の仕事は近々離れるけど、その次の進路はまだ固まっていない」という、今回のような決定をするのにちょうどいい状態でした。

【決定的なアクセルになった出来事】初のヨーロッパ、イギリスを見る

「今年は久々にソロ海外にいくぞ」と息巻いて、GWにイギリス(オックスフォードとロンドン)に行きました。
文化圏が違いすぎて衝撃でした。

何気ない住宅地や路地裏にも滲み出る歴史。
そして街中での人の振る舞いの自由さや、街の使いこなされ方がとても豊かでした。

テムズ川沿いのナショナルシアター前
なんでここで編み物してるの?最高じゃん

日本と根本的に異なる文化や歴史的文脈を感じて「こんなに違う社会が世界にはまだまだあるのか!だったら早く見ないともったいない!」と強く感じました。

仕事を始めて「社会がどのように動いているか」が前よりよく分かってきたからこそ、衝撃が大きかったのかもしれません。

【ブレーキの弱まり】キャリアへの考え方が柔軟になってきた

先ほど書いたように、僕の経験値は「広く浅くカテゴライズが難しい仕事をしてました」というものだったので、キャリアへの不安が漠然とありました。
ですが、エージェントとキャリアの棚卸をしたことで、多少自分の経験を言語化できて冷静になれました。

また、仕事をしながら理想と実力とのギャップを知る中で(ある意味挫折ですね)、結果的に、柔軟に自分の進路と向き合う感覚が育ってきました。

そして「ときには仕事以外のことも優先して、今の自分で最大限満足できる選択をしよう」という考えになってきました。
(詳細は別の投稿でまとめられたらいいなと思います)

これから何をする?

これからやろうと思っていることはこの辺です。

  1. もろもろの手続き
    渡航に必要なのでちゃんと進めなきゃですね。

  2. 英語の勉強
    せっかくネイティブの国に行くので、日本でもできるレベルの勉強はしておきたいものです。

  3. 地球の歴史・世界史・世界遺産の勉強をする
    世界がどのようにして今の状態になっているのか、その過程でどんな素晴らしい文化や自然が生まれ、残っているのか。それを大まかに知ったうえで、現地を周りたいなと思います。

  4. 体力作り
    筋金入りの運動不足でなまりきった身体を鍛えなきゃいけないですね。
    世界旅行は自然も満喫したいし、バイタルが必要なので、そのためにはとにかく肉体的な体力に尽きる。水泳とか始めようかな。

  5. カメラを始める
    イギリスに行って街の写真を撮りたくなったので始めたいなー。

  6. 帰国後のキャリア選択のためのアクション
    1~1.5年ほどすれば帰国するわけで、その後も人生は続くわけです。できれば、「帰国後こんな仕事したいなー」とリアルにイメージしながら、世界の国々を見て何かしらプラスなインプットが起こればいいなーと思います。気になる業界についてエージェントの話を聞いたり、直接話を聞いてみたりしたいです。

楽しみなこと

まずは、アイルランドでの生活がめちゃめちゃ楽しみです!
ダブリンの美しい街並みを、ひととき「おれの住む街」って言えるなんて素敵すぎる。
詳しくはないけどビールもケルト音楽も好きなので、それに溺れたいなと思います。ティンホイッスルは持っているけど、現地で何かほかの楽器も始めようかな。

英語をぎゅーーんと学べるのも楽しみ。ついにその時が来たかという感じ。
面倒になったり悶々とする時期は来ると思うけど、英語のイントネーションとかすごく好きなので、頑張ってマスターしたい。アイリッシュ英語もどんな感じなのか気になるし。
英語を、一回頭の中で日本語に直さなくても、そのまま頭の中で意味に繋がる感覚ってどんなだろう。楽しみです。

あとは、その後の世界旅行
知的好奇心の赴くままに色々なものをみて、ちゃんと言葉にして、咀嚼したい。今自分が立っている世界を、実体験を伴う大きな歴史の中で捉えたい。そしてその経験から「これから世界や日本はどこに向かおうとしているのか」という未来のことも考えられたらいいなと思います。


やらなきゃいけないこと・やりたいことが渋滞していて、日々の生活の中で全部に向き合ってやり切ることができるかは未知数ですが、渡航後の生活を楽しめるように、渡航前の生活も楽しんで準備を進めたいと思います!

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