株式会社P4NEXT

“Paint産業に最先端のTechnologyを” Paintに携わるすべての人が、本…

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“Paint産業に最先端のTechnologyを” Paintに携わるすべての人が、本来もっている力を最大限に発揮できる社会を実現する。そのために私たちは、産業の常識を変える「新たな仕組み」を創ります。

最近の記事

どこに行っても遠隔で今まで通りの仕事や会議に参加することができます!

こんにちは、P4NEXTです! 先日、ご主人の転勤で長野県へ引っ越すことになった弊社女性スタッフの送別会を開催しました。 社内メンバーだけではなく、得意先の皆様にも一緒に参加していただきました。 弊社では女性が家庭と仕事を両立しながら、安心して働けるよう、創業時から在宅勤務制度やフレックスタイム制度を導入しています。 在宅勤務になると、顔を合わせる機会が減って本当に寂しいですが、引き続き長野県からでも遠隔で今まで通りの仕事や会議に参加することができます。 日本社会では様

    • 売上5,000万円未満だと消費税の納付額を減らすことができる??

       毎年、8月と2月に消費税をまとめてドン!と支払います。その消費税を納める金額を少なくすることができる!?ことについて簡単にまとめてみたいと思います。 下図は1月から8月までの売上、仮受消費税、仮払消費税、納付金額、未払い消費税、繰り越した消費税を記入した会計のサンプルデータです。仮受消費税は売上に対する10%を実際に預かっている金額です。仮払消費税は仕入や経費にかかった実際に支払っている金額です。消費税を納める金額は 仮受消費税-仮払消費税=納付金額 となります。 1月から

      • 焼付・水切乾燥炉に使用するガス代が高い!!何とかなりませんか?

         塗装では、前処理後に水を切るために行う水切乾燥と塗膜を形成するための焼付乾燥が行われる。その工程で使用する燃料はガスである。そのガス代が軒並み上昇している。日本LPガス協会が公表している流通段階におけるLPガス価格推移(下図)によると、コロナ前2018年度は128,100円/tに対して2022年7月度は176,200円/tと1.37倍になっている。製品に塗装する基礎材である塗料単価の高騰に加えガス代、電気代まで上がると製造原価は上がり売り手に対して価格転嫁が行われないと事業

        • これからの塗料販売店に必要な営業スキル

          営業のステージ 営業には4つのステージがある(下図)。縦軸に購買するユーザーの知識レベル、横軸に販売する自社(自分)の知識レベルを4象限にわける。営業は、下請け営業からはじまり、御用聞き営業、コンサル営業、価値共創営業とステージが上がる。 ステージ1:【下請け営業】入社~1年 (顧客は商品の事を知っているが、私は知らない)  入社後、顧客を訪問して何か頼まれても、取扱商品を把握していないため、即答できない。したがって、顧客から何かを依頼されたら、とにかく「わかりました。す

        どこに行っても遠隔で今まで通りの仕事や会議に参加することができます!

          PEST分析を用いてイノベーションの種を見つけよう!

          PEST分析とは ビジネスに影響を及ぼす可能性のある「政治 (Politics)」「経済 (Economy)」「社会 (Society)」「技術 (Technology)」に関する外部環境の変化を分析するツールです。主に経営戦略やマーケティング戦略など、事業戦略を策定する際に用いられます。 PEST分析の表を埋めるための方法は、色々なサイトでオープンになっているのでここでは、現場でどのように使うかをご紹介したいと思います。 いつ使う?・中期経営計画を策定する ・新しい市場

          PEST分析を用いてイノベーションの種を見つけよう!

          国内塗料製造業の売上高上位5社の売上推移

           国内塗料製造業売上1位日本ペイント、2位関西ペイント、3位中国塗料、4位大日本塗料、5位エスケー化研の年間商品販売額について確認したところ2012年から2016年まで売上に大きな変化が見受けられた。売上1位の日本ペイントの年間商品販売額(535,746百万円)は、2012年の年間商品販売額222,256(百万円)と2時点間比較すると売上成長率2.41倍である。売上2位の関西ペイントも同様に確認したところ、売上成長率1.28倍となっており、業界の1位と2位の売上が高い成長を遂

          国内塗料製造業の売上高上位5社の売上推移

          塗料出荷数量・出荷金額推移2006年~2019年

           高度経済成長時代から国民1人当たりのGDPは上昇し続けて、国民は自動車、家電製品、パソコン、携帯電話といった耐久消費財を購入するようになり、道路や橋梁、水道といった公共施設等のインフラも整っていき、国民の生活は次々と豊かになっていった。そのお蔭で生活と密接に関わりあっている美観・保護・機能の役割を担う塗料の出荷量は、1996年に229万tと過去最高を更新する事になった。しかし2008年に起こった世界金融危機により日本経済全体が冷え込み、耐久消費財の購入が控えられるようになっ

          塗料出荷数量・出荷金額推移2006年~2019年

          近年の塗料業界の概要と競争戦略。

          近年の塗料業界を俯瞰すると、2008年の世界金融危機以降、日本経済全体が冷え込み、国民は自動車や家電製品など耐久消費財を買い控えることになったため、耐久消費財に塗装されている塗料の消費量も年々減少している。さらに、国内労働人口の減少やグローバル化に対応するため海外に生産拠点を移す製造業が増えていることに加えて、自動車が電気自動車に代わることで、部品点数の減少による塗装面積の減少など今後も国内塗料消費量は減少していくことが指摘されている。その一方で、塗料卸売業界が供給する製品の

          近年の塗料業界の概要と競争戦略。