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マルクを連れて、初めて動物病院に行きました①~病院到着まで~

マルクが我が家にやって来た次の日(やって来た日の記事はこちら)、
マルクの現在の健康状態を知りたくて、動物病院に行ってきました。

みなしご救援隊のスタッフさんが言うには、

「病院に行くとなれば、家の近くにあればそこでいいですよ。
 因みに前にマルクを診てもらった病院はここです。」

との事で、マルク掛かりつけの病院を教えて下さいました。

家の近くにある病院と、少し遠いけどチャリで行けない事はないマルク掛かりつけの病院。

僕らが選んだのは、「少し遠いけどチャリで行けない事はないマルク掛かりつけの病院」。
その病院はみなしごさんとの関係性も出来ているようで、マルクの事を少しでも知ってくれている病院の方が安心だと思ったからです。
そして家の近くにある病院と言っても、結局チャリをちょっと走らせないといけないとこだったので(^-^;

事前に仕入れていた犬用キャリーケースにマルクに入ってもらい、嫁がキャリーケースを肩に掛けチャリで病院へと向かいます。

まず出発前の、キャリーケースに入れるという段階で苦戦しました。
通気性良くなるよう作られていますが、やっぱり狭い所に閉じ込めてる感が強くて、可哀想な事をしてるんじゃないかと思ってしまったんです。
入るのはすんなりトコトコと入ってくれたのですが(そのトコトコぶりが可愛かったのは余談)、ファスナーを閉める時に思わず「ごめんね」と言ってしまいました。

嫁が、ファスナーを閉める前に、タオルにくるんだ保冷剤をキャリーケースに放り込んだのは流石だと思いました。
僕らでもへこたれそうな暑さなのに、犬に対しての暑さへの配慮を僕は気づきませんでした。

チャリ移動でなるべく負担を掛けないように、普段よりゆっくりと漕ぎました。ただ暑さもあるし、そんなにゆっくりも出来ない。
暑さと狭さと振動の負担を掛けてると思うと、いたたまれないのですが、「大丈夫だよー」「もうすぐだよー」と声を掛けながら病院へ向かいます。途中で道確認の為、グーグルマップさんを見ると、現在地と向いてる方向が変な事になっていて、戦争映画とかでよく見る「おい!しっかりしろ!」と気を失った仲間の頬をひっぱたくシーンを思い出しました。
他の仲間を思いながら倒れかけの仲間を救うってとんでもなく尊い事だと思いました。勿論自分もしっかりしないといけないし。(どこで何を感じているんだ)

目の前の大きい道を渡った所に病院が見える所までやってきました。
後ろにいる嫁から「ちょっと止まって!」の声。

マルクの息が上がっていました。
チャリを端に止めて、ファスナーを少し開けて顔を出させ、水をあげます。
すごい勢いで飲んでました。
「よしよし、よく頑張った、あともう少し」
汗だくの2人でそんな言葉を掛けていたと思います。
「ごめんね」とも言っていたでしょうか。
凄く切ない気持ちになりました。マルクのために病院に向かってるけど、それで苦しい思いをさせている。
あー、こうやって車が必要になるんだ、と思いました。

もう後はチャリを押して道の向こうに見える病院に向かいました。
「よかったよかった、着いたよマルクー、よく頑張ったねー」

嫁とチャリで出掛けるなんて、しょっちゅうある至極当たり前の事で、この病院までも10~15分ぐらいの道のりだったと思います。
それが途方もない道のりに感じました。その間中ずっと後ろにいる嫁とマルクが心配で、歩行者とか車とか曲がり角とかいつも以上に怖くて、泣きそうになりました。

病院に着いて良かった。この段階で感動していました。

そして驚くべき事に、病院到着までにこんなに文字数使いました。
病院でのあれこれは②にて(^-^;

ここまで読んで下さいましてありがとうございました。

②へはこちらからどうぞ
いつもありがとうございます。


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