見出し画像

マルクを連れて、初めて動物病院に行きました②~診察を受ける~

ようやく動物病院に着きました。(到着までを書いた①はこちら
掛かった時間は10分~15分ぐらい。普段ならなんてことない移動時間ですが、暑さと、マルクを連れているというドキドキから凄く疲れました。

病院に入った瞬間、安心感で満たされて、本当に光り輝いた空間に入ったような気がしました。勿論照明も心地良かったです。

前日に保護施設から我が家に来たマルク。
環境の変化に疲れているだろう矢先に、今度は動物病院内で、保護施設以外で他の動物と触れることになりました。

受付すぐ横の診察室で、他の犬とその飼い主さんがいて、恐らく診断結果の話をしていました。診断が終わったワンちゃんが、診察室からこちらを見ています。

吠えて来ないかハラハラしました。嫁はそれを一早く察知していたようで、キャリーケースの陰にマルクを隠していました。結果吠えられる、吠え合うような事にはならなかったのですが、こういうハラハラもあるのかと、一難去ってまた一難というか、中々落ち着かないなーと思いました。

診断結果を聞き終わった飼い主さんが出て来て、次の診断を待つ僕らとマルクの所にやってきて「かわいいねぇ」と話しかけに来てくれました。

保護犬である事、老犬である事、昨日引き取った事、など短い時間でしたが色々お話しました。
マルクを可愛がってくれたその方に対して、「ありがとうございます」という感情を持ったのが不思議でした。「ありがとうございます」とお伝えしましたが、自然とその感情と言葉が出て来て、親の気持ちってこんな感じなのだろうかと、何かむず痒いような温かさをこのやり取りに感じました。

看護師さんから「中村マルクさーん」と呼ばれました。
新鮮過ぎる。これから緊張の診察が始まるはずが、ちょっとニヤッとしてしまいそうな表情を何とか抑えました。いや抑えられたか自信はありません。

先生は、恐らく同い年か年下ぐらいの男性で、凄く親切丁寧な方でした。
もう17歳だし、健康体とはいかないだろうなとは思ってましたが、案の定色々な診断が下されました(^-^;
その現状について、知識の無い僕らに本当に丁寧に説明してくれて、その都度都度の質問も聞いてくれて安心感を与えてくれました。

先生に対して、一番好感が持てたのは、診断されたある症状について書かれた書籍を貸してくれた事です。
読んでみると、詳しい治療法や獣医師さんの取るべきスタンス等が書かれていて、この本を渡す事は病院側にはリスクにもなるんじゃないかなと思ったんです。

ある程度の覚悟と、優しい雰囲気を纏った先生の丁寧な説明で、僕らはテンパる事なくマルクの現状を知ることが出来ました。
ありがとうございます。

不幸中の幸い?と言っていいものか、一刻を争うような現状ではなかったので、マルクとゆっくりゆっくり過ごしていけたらいいのかなぁと思いました。
僕ら夫婦の、のんびりヘラヘラした雰囲気を「老夫婦みたい」だと言われる事がよくあるのですが、老犬マルクが来た事により、老夫婦感が確実に増しました。

話をしながら、医者芸人の「しゅんしゅんクリニックP」に似てるなぁと思っていて、別れ際にでもお伝えしようと思っていたのですが、初対面だし、知らなくて変な感じになったら、それこそ初対面ではその空気に耐えられないよなぁと思うと言えませんでした。(何の葛藤だ)

僕らの老夫婦感を感じた時は遠慮なくお伝えください。

病院に着いてからの事はここまでとして、
③では帰路での事と、初めて動物病院に行った事の感想を書いてみようと思います。

②を最後まで読んで下さってありがとうございました。

③へはこちらからどうぞ🙇
いつもありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?