大学受験とその後について

そろそろ大学入試共通テスト(危ない…センター試験って言いそうでした…)という事で、私の受験やそのあとの話について書こうと思います。

私が進路を決めたのは、高校で文理選択をする時期でした。「私の最終的にやりたい事」が文系でも理系でも出来ない訳では無かったので、ずっと悩んでいましたが「歴史が苦手だから」というとんでもない理由で文系を切り捨てました。そして理系で私の目標に近づける学部を目指すことにしました。
私の高校には「国公立を目指すクラス」というのがあって、私は刺激を得ようと入ることにしました。成績による審査もあったのですが、そこまで悪い成績でもなく模試でたまに良い成績を残していたからか入ることが出来ました。それから高3の夏になるまでは私はぼーっとしながらも授業を受けていました。

いよいよ勝負と言われる高3の夏。私の高校は、高3の夏くらいには授業は一通り終わっていて、その後は色々な大学の問題を解いて演習をしていくという形式を取っていました。その中には東大や東工大などの問題もあり、なかなかの難易度でした(東大や東工大を第1志望にしている人が結構居たからと思います)。

しかし、私は全然受ける予定もない大学の問題を解くことに何となく違和感を感じていました。そこで授業中に休憩を取り、帰宅してから自分の志望校の赤本やセンター試験の赤本で対策を立てるという事をしていました。もちろん授業は全然聞いていないので定期試験や記述模試の点は赤点ではないまでもなかなか悪いものでした。(1回だけ模試で1位を取ったこともあって2位・3位は悔しがってましたが、すぐに私の順位は下がったので張り合い無かったでしょうね笑)

まぁ、そんな訳で私は「絶対、落ちるよね」って思われてました(入試終わった後、言われたので確かです)。そして皆が私を馬鹿にしているその間、私は「赤本を解いては出来なかった内容と周辺事項を纏める」という勉強を繰り返していました。

冬。直近にやったセンター試験形式の演習問題では数学1Aも2Bも化学も満点近く、英語も9割程。物理と国語、倫政もボチボチの点数。コレは行ける!そう思って私は寒空の下、セカオワのサザンカを聞きながら、センター試験の会場へ足を運んだ。そして始まるまで自分のまとめノートにざっと目を通した。

試験が始まって、私はいつも通りペンを走らせた。それは2日目も同じだった。よく頑張った!と自分を褒めつつ家に帰った。しばらくすると解答速報が出るので、私はそれまで待機をして、そこで自己採点を始めた。それはそれは恐ろしいもので、得意の数学や化学も8割ほど、倫政に至っては6割を切っていました。

気にしてても仕方ない、そう切り替えて私は2次試験の勉強に全集中しました。お陰で塾に行かずともそこそこの成果を残し、第1志望でもなく補欠合格ながらも大学に現役合格出来ました。

春、喜びとともに入学すると講義は暫くは般教。般教はのんびりと講義を受けつつ何とか全部合格しました。しかし、問題は専門科目が入ってからでした。私の周りの他学部に行った人も同学部の人もそうなのですが、ここは苦労が多い。般教はまだ高校時代の本、わかりやすい参考書が使えるものが多いのですが、専門科目は教授たちの呪文の解読。「こういう講義を受けたかった訳じゃない」と思う人が増えます。ですので試験は過去問で乗り切るのが順当です。
しかし、私の年は前年とカリキュラムが少し変更になっていて新しい科目がありました。そんなの無理だ…という訳で私はある科目で1桁台の点数を叩き出しました。その後は再試に向けて、まとめを作ったり教えあったりなど、みんなで協力して乗り切りました。

また、ある程度経つとみんなの大学での成績がよく分かってきます。補欠合格でも成績が良い人もいるし、補欠でない合格でも成績が良くない人もいます。つまり入学時の成績はアテにならないのです。推薦の人も真面目にやる人は成績が伸びるし、入学して糸が切れた様な人は成績は落ちていきます。

それと並んで、人間関係も大切です。色んな情報を流してくれる人と繋がる事で、試験の難易度は下がります。逆に、孤立して情報が貰えなくなると致命的です。孤立する原因としては、「人の悪口ばかり言う」「まともな会話ができない」「男子校上がりの男子が、反動で女子にアタックし過ぎて気持ち悪がられる」などがあります。皆さん、気を付けてくださいね

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