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ラオスからベトナムへ大量薬物密輸事件|武装した2人の容疑者を逮捕

ベトナム中北部のクアンビン省で、大規模な薬物密輸事件が発覚。警察は、武器を所持した2人の容疑者を逮捕し、ラオスからベトナムへ持ち込もうとした大量の違法薬物を押収。


[動画]

https://youtu.be/hZw-TOV9CKw

[事件の詳細]

  • 逮捕日:先週金曜日

  • 容疑者:グエン・スアン・フエンとチャン・ディン・マオ(クアンビン省在住)

  • 押収薬物:覚醒剤24kg、ケタミン2kg

  • 押収武器:拳銃1丁、弾丸7発

[密輸の手口]

容疑者たちは、SNSを駆使して巧妙に薬物を密輸していました。

  • 使用したSNS:Facebook、Zalo、Telegram、WhatsApp

  • 目的:ラオスとの人脈形成、薬物購入、ベトナム国内での流通

[逮捕までの経緯]

クアンビン省の警察は、2人の容疑者が車で薬物を運搬しているのを発見し、逮捕に至りました。容疑者の供述によると、薬物を2つの容器に梱包し、クアンビン省まで運んだとのことです。

[ベトナムの薬物関連法規]

ベトナムでは、薬物密輸に対して厳しい罰則が設けられています。

  • 懲役:2年から20年、無期懲役、死刑の可能性あり

  • 罰金:500万ドン(約203.6米ドル)から5億ドン(約20,355米ドル)

  • その他:一定の職業への就業禁止(1〜5年間)、財産没収

[重罪となる基準]

以下の場合、20年以上の懲役、無期懲役、または死刑が科される可能性があります。

  • ヘロイン、コカイン、覚醒剤、アンフェタミン、MDMAなどを100g以上所持

  • その他の固形麻薬を300g以上所持

  • 複数の薬物を所持し、その合計量が上記基準に達する場合

[ないとは思いますが]

ベトナムでの薬物事件は日本とは異なり、初版であっても死刑が含まれています。軽い気持ちで関わることのないようにしましょう。この事件は、ベトナムの厳しい薬物取締りの実態を示すとともに、国際的な薬物密輸の深刻さを浮き彫りにしています。

[参照]

Two armed men arrested for transporting 26kg of drugs from Laos to Vietnam
https://tuoitrenews.vn/news/society/20240916/two-armed-men-arrested-for-transporting-26kg-of-drugs-from-laos-to-vietnam/81977.html

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