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今こそ「フリクリ」の魅力を語りたい

こんにちは。
公開日に『シン・エヴァンゲリオン劇場版』を観てきた雪墨です。

エヴァに関してはネタバレどころか感想すら書かないので、安心してください。

その代わりに、今回は、エヴァが公開された今だからこそお勧めしたい作品について書こうと思います。


それが「フリクリ」です。


なぜ今、フリクリなのか

それは、
シン・エヴァンゲリオンの鶴巻和哉監督と、キャラクターデザイン原案の貞本義行さんが携わっているアニメだからです。

(しかも、このアニメ超イケてる。)

STAFF
企画・原作:GAINAX
原案・監督:鶴巻和哉(初監督作品=フリクリ)
キャラクターデザイン:貞本義行
脚本:榎戸洋司
音楽:光宗信吉 the pillows


フリクリとはどんな作品か

概要としては、あらすじを書くより、第三者の紹介文を載せた方が良いと感じたので、下に引用文を載せます。

2000年、全6巻のOVAとして発表され、たちまち世界中のアニメファンを熱狂させた名作『フリクリ』。鋭いデザインワーク、 予測のつかない演出、そしてthe pillowsのオルタナティヴ・ロックのメロディーを乗せたダイナミックなアクションシーンの数々は、日本国内だけではなく、全世界に大きなインパクトを与えた。

各話30分くらい(通常のテレビアニメと変わらない長さ)なので、結構サクッと観れてしまう点もお勧めポイントです。


疾走感こそフリクリの醍醐味

the pillowsの曲×ダイナミックなアクションの組み合わせによる疾走感」

これこそ「フリクリ」の一番の魅力だと私は思っています。

下の動画は劇場版のPVですが、「フリクリ」の魅力がネタバレなしで伝わる良い動画なので、雰囲気を知りたい方は是非見てみてください。

(OVA版フリクリのPVは見つかりませんでした。)


好きなものを詰め込んだアニメ

「アニメ製作を楽しんでそうだなと感じさせるアニメ」

現場の盛り上がりや熱気が伝わるからこそ、「フリクリ」は面白いのではないかと思っています。

例えるなら、ゲームを楽しそうに遊ぶゲーム実況者の動画が何故か面白く感じるような、楽しそうに演奏するバンドを見ていると、こちらの気分まで高揚するような……。

そんな高揚感があります。


では、誰の好きなものを詰め込んだのか?

これに対する答えは「少年の心を持つ人」です。
(恐らく鶴巻監督自身が少年の心を持つ人なんだと思います。)

作中に登場するキャラクターや小道具、ストーリーや雰囲気、音楽や色彩まで、全てが心をくすぐる。そんな作品です。


Don't Think. Feel!

疾走感×ダイナミックなアニメーション×少年の心
そんな作品を頭で考えて視聴するには無理があると思います。

そのため、「フリクリ」の流れに身を任せ、少し理解が追い付かなくても、気にせず、駆け抜ける。これが私のおすすめする視聴スタイルです。

この作品から、ぜひ風を感じてみてください。


これに似たことを、the pillowsの山中さわおさんが話していたので、紹介します。

ファンの子が『フリクリ』について、“何が何なのかわからないけど、興奮する”みたいなことを言っていて。それを聞いたとき、ロックンロールの魅力ってそういうものだよなって。自分が少年の時、ロックンロールにとり憑かれた気分と同じようなものなんだと思って、それまで僕はアニメを見る人とロックを聴く人は別だと思ってたけど、そういう時代ではないということを知りました。


最後に

フリクリは2000-2001年公開のOVA版と、2018年に公開された映画2作品が存在します。時系列的にはOVA版⇒映画版という流れです。

私はOVA(オリジナルビデオアニメーション)版が特にオススメです。


エヴァを公開日や今日まで待ち続けた方であれば、性別問わずきっと少年の心を忘れていないと思います。

そんな方にはとてもお勧めできる作品なので、是非見てみてください。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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