時代に合った理想的な音楽コレクションのサイズ:還暦を基点とした数学的断捨離のススメ
25 x 365 x 2 = 18,250
この数字は何だと思われますか?
昨日、KansasのThe Absence of Presenceを聴きつつ断捨離の話を書きましたので、その続きです。
レコードオタクが部屋の壁をレコードとCDで埋め尽くすという話をしました。実際、私もかつて、というか、ちょっと前までそうでしたし、今でもそういう方は、ネットを徘徊すると大勢見つかると思います。
70年代のロックで育った方の多くは、還暦を迎えたかそろそろ還暦に差し掛かっていることと思います。
仮に健康が維持できて85歳まで音楽を聴き続けられたとします。(本当はできればギネス記録を更新するくらいの年齢まで聴き続けたいところですが)25年間です。
音楽を何時間も聴く日もあれば、聴かない日もあると思います。
ここで一つの計算をご紹介します。仮に我々が健康を保ち、85歳まで音楽を楽しめるとしたら、その期間は25年になります。1日平均2枚レコードを聴くと仮定すると、生涯で聴ける枚数は最大で18,250枚です。
でも、生涯、すべてのアルバムを1回だけしか聴かないなんてことは、ありませんよね。たくさんレコードを持っていると、ヘビロテするものもあれば、棚の肥やしになっているものもあります。
つまり、現実には同じアルバムを何度も聴くため、もし年に1回だけは必ず聴くとした場合、この数字は大幅に減少し、730枚となります。これは、18,250を25年で割った結果です。(なんだ25は関係ないじゃんとか言わないでね。)
18,250 / 25 = 730
これにより、物理的なメディアを保持する理想的な数は、最大でも730枚程度と考えるようになりました。現代では、サブスクリプションサービスを通じて100万曲以上を手軽に楽しむことができるため、わざわざ多くのレコードを持つ必要はありません。
還暦に達して何千枚も抱えている人の大半のレコードは、聴かないまま墓場行きです。そんな風にして抱え続けているのではなく、聴かないレコードはどんどん聴きたい人の手に渡るようにした方が好きな音楽の普及に貢献することになるのではないのかなと思いました?
というわけで、断捨離後の我がオタ部屋の現在の在庫は、概ねですが、レコード650枚、CD100枚、計750枚です。まぁ近似値かな?ちょっとだけ理性的になれてるかも?(なんだ、結局、還暦も関係ないじゃん。1年に何枚聴くかってことに収斂してるよね、などと分析しないでね。)
要は、なんだかんだ折り合いをつけて身軽にならないとゴミ屋敷になっちゃうよっていう話かな?
・・・オチはその辺かも?
#音楽コレクション #断捨離 #還暦 #レコード愛好家 #CDコレクション #音楽ライフスタイル #サブスクリプションサービス #レトロ音楽 #70年代ロック #音楽聴取法 #物理メディア #音楽保持の哲学 #持続可能な音楽消費 #エコフレンドリー断捨離 #音楽ストリーミング #コレクターからストリーマーへ #音楽趣味の進化 #アナログからデジタルへ #最適コレクション数 #音楽の質と量 #シンプルライフ #ミニマリストの音楽 #年齢と音楽趣味 #コレクションの価値 #音楽のセレクティブ聴取 #レコード数の数学 #音楽と時間 #音楽愛の長期計画 #個人的音楽アーカイブ #収集品の選択肢
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?