マガジンのカバー画像

心に残るnote

29
素敵なクリエーターさんの、心に残るnoteを集めています。
運営しているクリエイター

記事一覧

石井ゆかり「星占い的思考52 フォゲット・ミー・ナット」(『群像』2)/ケン・ウィル…

☆mediopos3498  2024.6.15 感情というのは厄介極まりないが 思考や意志と関係した感情もふ…

KAZE
3か月前
31

町田樹「言語表現がアスリートの背骨になる」(インタビュー〈文學界〉)/アスリート…

☆mediopos3429  2024.4.7 町田樹は元フィギュアスケート選手 ソチ冬季五輪では5位入賞 そ…

KAZE
5か月前
40

阿部公彦『文章は「形」から読む/ことばの魔術と出会うために』

☆mediopos3418  2024.3.27 ことばを読むためには その「内容」だけではなく 「形」もあわ…

KAZE
5か月前
35

渡辺保『日本の舞踊』

☆mediopos3397  2024.3.6 舞踏 ましてや 日本舞踊については ほとんど知らないに等しいま…

KAZE
6か月前
27

優しい夜

カーテンの隙間から 仄かに届く星々の明かり 暗闇の毛布で瞳を覆い 廻る意識を守るつもりが …

大空ひろ
7か月前
25

おおたとしまさ『学校に染まるな!/バカとルールの無限増殖』/webちくま 書評:安藤…

☆mediopos3367  2024.2.5 おおたとしまさ『学校に染まるな!』には 「バカとルールの無限…

KAZE
7か月前
36

スティーブン・ジョンソン『音楽は絶望に寄り添う/ショスタコーヴィチはなぜ人の心を救うのか』

☆mediopos-3142  2023.6.25 ぼくはある意味で 音楽に救われてきたといっても過言ではない 音楽には不思議な力がある 二番目の自我の危機と思える中学生の頃には (最初の危機は9歳前後の頃だったがそのときはまだ 音楽が大きな役割をもってはいなかったようだ) ロックとポップスに浸ることで魂の平衡を保ち 魂の危機そのものでもあった高校の頃には バッハとバロックそして現代音楽のおかげで 毎日を生き延びてきた その後はジャズを日々の活力とし さらにクラシック

鈴木健『なめらかな社会とその敵――PICSY・分人民主主義・構成的社会契約論』/対談…

☆mediopos-3035  2023.3.10 理想を語ること 「現実」という 目の前に立ちはだかる困難と…

KAZE
1年前
25

祈り

この記事はマガジンを購入した人だけが読めます

りよう
1年前
80

伊藤潤一郎「投壜通信7.断片と耳」(『群像 )/藤原辰史『歴史の屑拾い』/ロラン…

☆mediopos2977  2023.1.11. だれでもない「あなた」という 不定の二人称に向けて 「投壜通…

KAZE
1年前
25

荒川 洋治『詩とことば』

☆mediopos2931  2022.11.26 いまは誰も真の意味で詩人になろうなどとは思わないだろう 誰も…

KAZE
1年前
33

実学より大切なもの

最近「実学」という言葉を時々耳にしますが、聞くたびに何だか嫌な響きだなあと感じます。「社…

東野たま
1年前
28

和音

それぞれの 音を持っている ぼくらだから 調和も大事だけど ひとりでも平氣になること そう…

風の種
1年前
20

エッセイ:テクストについて

1.テクストについてテクストとは何でしょうか。 本に書かれた文章、ネット記事、街の広告、取り扱い説明書、手紙、ある種の文字列。 テクストというのは、ようは書かれた文章です。 では、「書かれた」とはどういうことでしょうか。 もし、目の前にテクストがあれば、そのテクストを書いた人間がいるでしょう。 つまり、テクストとは、書いた人間がいたことを示す痕跡であるということ。 テクストは、それを書いた人間がいる、したがって、文章は「書かれた」ものなのです。 一方で、最近では