マラソン3時間半で走りたい #2

前回マラソンやるぞと意気込んでいたが、4月から今日まで一ヶ月ほど走っていない。走らなくなった理由とこれから先のことについて書きます。

 2月まで、週に2,3回の頻度で1回に10kmほどを走っていた。その頃は走るたびに速くなって記録が伸びるもので、ランニングの日を楽しみにしてソワソワするくらいだった。だが今振り返ると、このトントン調子に記録が伸びる状況ですでに誤った道に入り込んでいたとも言える。
 走るたびに記録が伸びるのが嬉しい。そうなると毎回記録を更新しようと最初はゆったりとした強度だったものが次第に上がっていき負担の大きいペースまで踏み込みだす。走行中ランニングウォッチでペースを見ながらもっと速くもっと速くと限界まで全力で走るようになったため、走り終わった後にはふくらはぎがパンパンに腫れ、回復しがたい疲労が溜まってしまった。

 その後一週間ほど休息期間を空けて走るが足が重い。気持ちよく体が動かずかなり遅いスピードでしか走れなくなっていた。さらに1ヶ月半間を開けて3月末ごろからランニングを再開。ふくらはぎの疲労は回復していたが間が空いた分だけ以前と比べて記録は落ちていた。そこから以前のスピードを目指して挽回しようと走り込んだところ、前回と同じパターンでまたふくらはぎに疲労が溜まり今度は左足が2週間ほど腫れ上がったままになるまでになってしまった。完全に故障してしまった。

 そういう訳で4月から本日5月8日までまったくランニングをしてない(フットサルはしていて調子は大きくは落ちていないと思われるが)。このままランニングを再開しても再々度同じことを繰り返すだけなので反省しなければならない。反省しました。反省点は以下のとおりです

  1. ふくらはぎが硬いので柔らかくする

  2. 記録より継続。そのための休息

 1.について、これまでの走行ペースは1回に10~14km程度で週に3回走ったとしてもトータルせいぜい40km/週。趣味でランニングしている人としてはたいした練習量ではないのに疲労が溜まっていく原因のひとつがふくらはぎの筋肉が硬く凝っていること。これはおそらくランニングを開始する2月より以前からだろうが、自分でふくらはぎを触ると腓腹筋とヒラメ筋が硬い。このため疲労が溜まりやすく抜けにくのだとおもう。

Wikipedia 「腓腹筋」のページより画像抜粋

 筋肉の凝りは長年の積み重ねでできたものでその解消も一朝一夕ではできず、完全に解きほぐすには1~3年くらいかかるのではないだろうか。今後は日頃からスキマ時間でふくらはぎのマッサージとストレッチを行い、さらにランニングの強度も抑えることで徐々に柔らかくなっていく方向に進めていく。

 2.について。目先の記録を追うと躓きやすい。その意識はある程度は持っていたが、走っている最中は気分が高ぶって全力を出してしまう。もっと明確なペース配分を決めそれを守らせるルールを作ったほうがよいだろう。
 今までは10kmのランニングで平均心拍数が165~175bpmのところをこれからはさしあたりの基準として160bpm以下に設定。この条件をワークアウトとしてランニングウォッチに登録することでランニング中に心拍数が設定値を超えればアラームで知らせてくれるようになる。気分が高ぶっていてもアラームがピーピー鳴り続けていればうっとおしいので抑えて走るとおもう。

 単に走っているそのとき頑張るだけでなく、逆に抑えることや休む時間を多く取ったり休んでいる間でもより回復する方法を工夫したり、そういったことも長期的に結果を出すためにはとても重要だなと学びました。そのへんは仕事と生活にも応用していきたい。
 
 以上で反省終わり。一ヶ月以上も走らない期間ができてランニング習慣が途絶えてしまったが、フルマラソン3時間半切りや健康で持久力のある体作りという最終の目標に対して挫けてしまったとは主観的には思っていない。そう思わないのは、特に根拠はないが自分はどれだけ年月はかかってもいつかそれらを成し遂げられるだろう、そういう未来がくるだろうというなんとなくの”感じ”が途切れずあるためだ。その感じがあれば途中の失敗も必要な過程として心理的に苦しむことなく受け入れることができる。
 習慣化は大切なことだとおもうけど、物事を成すうえでそれよりも大切なのは根拠もなにも関係なく未来を感じることじゃないかと自分は常々思っている。
 今後も走っていきます。

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